美容の大敵・乾燥が加速する時期がやってきました。気象庁によると、都市化が進んでいる地域ほど、乾燥が激しくなっているそう。日々のケアが必要ですが、ついおっくうになったり、あと回しにして結局忘れたり…ということもあります。そこで読者モデルとして活躍する美容ブロガーの悠美さんがすすめるのが、「手近保湿」です。この手近保湿について、詳しく教えていただきました。

保湿を習慣化するために大事なのは、保湿コスメを置く場所

乾燥の季節に立ち向かうには、まず現状を知ることが大切。意外と、乾燥していないような日も部屋の中は乾燥したりしています。そこで湿度計をお部屋に置いてみましょう。乾燥の度合いが目に見えてわかるので便利です。
部屋が乾燥気味だとわかったら、ぜひ加湿器を導入してください。空気清浄機と一体型のものや、湿度計がついているものもありますね。私は旅行先でも可能な限り加湿器を手配してもらいます。ホテルにはたいてい用意がありますし、予約の時点で部屋にセットしていてもらうように依頼しています。会社ではデスク横に、モバイル型の小さな加湿器をセットして仕事をしています。
乾燥は美容だけでなく、健康維持にも繋がります! のどが乾燥しているとそれだけで、風邪などのウィルスに感染しやすくなるのです。

手近保湿
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さて部屋全体の保湿がすんだら今度は美容。私のおすすめ乾燥対策は、ずばり「手近保湿」!です。

収納・お掃除アドバイザーの方々が、道具を出してから掃除をするまでの手間を数値化し、その数値をできる限り下げるとお掃除がラクになると提唱されていますが、その原理を美容に置きかえたのが「手近保湿」。簡単に言うと、「乾燥するところ、使用するところに保湿剤をセットしておく」ということです。

私の場合、手を洗ったあと乾燥するので、すぐに塗れるように、洗面所・台所のタオル横にハンドクリームを置いています。手をふく→ハンドクリームを塗る、を一連の流れにするためです。できれば出しっぱなし、もしくは本当に近い場所に収納することをおすすめします。これが洗面所の戸棚の奥の方…とかになってしまうと、結局取り出すのが面倒で「手近保湿」が失敗に終わってしまいますので要注意です。

またリップクリームも各所に置いています。食事が終わった後用にダイニングにひとつ、TVを見ながら塗りたいのでリビングテーブルにもひとつ、歯みがきのたびに塗りたいので歯ブラシの横にひとつ…といった具合です。

顔のパック

お顔のパックもできる限り毎日したいので、写真のような大容量のパックを購入。こちらも洗面所に置いており、洗顔後すぐにパックしています。赤ちゃんをお風呂に入れるときは、上がったらまずパックを貼って肌を潤しながら、子どもの保湿や着替えを行っています。時間を有効に活用できますよ!

現在子育て奮闘中なので、スチーマーは週1回くらいしかできませんが、たまにどんと豪華なケアをするのではなく、毎日のこまめな保湿こそが、肌を守ってくれると感じています。