コロナ禍で感染防止のためマスク生活が長く続いています。人と会っても見えるのは目だけ、交わせるのは声だけですから、いつの間にか笑顔がなくなって無表情のままで過ごしている人は多いのではないでしょうか。マスクを外したときに笑顔がうまく出てこないという話も。ここではライターの坂元希美さんが、口角を上げて明るい表情にする方法を試してくれました。
マッサージやシートマスクで「いい笑顔」に!
ライターの仕事が、ほとんどオンライン取材となりました。なるべく仏頂面にならないように、モニターに映った自分の顔を見ながらにっこりと明るい表情をするように心がけていますが、顔がこわばってうまく笑顔をつくれないことも。
そこで、オンライン・ミーティングや人と会ったときにいい笑顔でいられる方法を試してみました。
●つかんで揺さぶるマッサージ
私はzoomを使うことが多く、zoomだと「外見を補正」機能を使うとメイクをしないでも気にならないくらいに調節できるのですが、顔の表情までは調節できません。顔がこわばっていると見た目だけでなく、うまく喋れないことも。
すべての画像を見る(全3枚)そんなときの救急的なマッサージとして、指で口の中と外から頬をつかみ、揺さぶるマッサージをします。
手をよく洗ってから、ほうれい線のあたりをつかんで揺さぶると、一気にこわばりがほぐれます。強くやり過ぎないように注意。
●シートマスクで「にっこり」顔をキープ
どうしても顔の疲れが取れないときや、ここいちばんという取材の前に使うのが、カネボウのシートマスク「スマイル パフォーマー」。
これはパックする間に頬・口角、そしてフェースラインを強力に引き上げてホールドし、笑顔の形をつくってくれるもの。
口角から頬が上がった笑顔の形をつくるのは、2本のバンド。まず頬・口角バンドで口角を起点に頬全体を垂直方向に引き上げて密着させます。
さらにフェースラインバンドで顎から引き上げ、こめかみで頬・口角バンドと重ねてはり合わせることで、2本のバンドがしっかりと口角を上げて顔全体を笑顔の形にホールドしてくれます。
マスクはかなり伸縮性があり、顎もぐっと持ち上がって、フェースラインがかなりリフトアップされる感覚があります。
はり合わせたところははがれにくい設計になっているので、トイレに行ったり洗い物をしながらでも大丈夫。パックしている10分間は頬と口角、フェースラインが上がった笑顔の形を保っていて、なんだかニコニコしている気分になれます。
不思議なもので、ニコニコしているとなんだかポジティブな気持ちになります。笑うことにはさまざまな健康効果があると言われており、抑うつ症状や炎症反応を抑えたりする効果もあるとか。
実際に楽しいことやおもしろいことで笑わなくても、口角を上げて笑顔の形をつくるだけでも気持ちが上向くのがわかります。
落ち込んだときに、このマスクで笑顔をつくって気分転換をするという使い方もできそうです。
●マスクの下でも笑顔を意識してポジティブに
新型コロナウイルス感染対策だけでなく、様々な感染対策や乾燥予防もあるでしょうから、まだマスク生活は続きます。
無表情になってしまう時間は長くなるし、オンラインでの交流や仕事も続いていきます。
マスクを外したときに自然な笑顔になれたら、相手もリラックスしてお互いにポジティブな気持ちになれそうです。マッサージしたり、レスキュー的にシートマスクを使いながら、いい笑顔でいたいものですね。