うだるような暑さが続いています。今こそ、衣替えをするように、部屋のしつらいも夏仕様にチェンジしてみましょう! 気持ちがすっとあらたまりますよ。
家具を大きく変える必要はありません。涼感を演出する小物使いや、暑い日を快適に過ごす暮らしのアイデアを、人気インスタグラマーhibiiroさんに教わりました。
和室とグリーンを上手に使って、夏でも心地よい涼感インテリア
さわやかな雰囲気が漂い、なんとも居心地のよいhibiiroさんの住まい。とくに目を引くのがリビングとして活用している和室で、北欧テイストの家具やファブリックが調和し、とてもおしゃれな空間です。
「畳のさらりとした質感と清涼感のある香りは、夏にぴったり。北欧のアイテムはカラフルな原色のものも多いけど、あえてシックなアースカラーを選ぶことで、和室ともしっくりなじみます」
●和室をリビング代わりに。北欧風ですっきり見せる
ダイニングの隣の和室は、ソファを置いてリビングとして活用。
「目につくサイドテーブルやクッションは北欧のアイテムが中心。シックな中間色を選ぶと和室となじんですっきり見えます」
床に座ってのびのび遊んだりくつろいだりできるのも畳のよさ。
「畳の香りも気に入っています」
●カゴなど和小物を取り入れて涼しげに
キッチンやワークスペースに取り入れたカゴも、涼感を出すのにぴったりのアイテム。デスク下の市場カゴには、学校の資料や図書館の本などをイン。
「器を入れたり、雑多なものを目隠ししたり。リネンのクロスと合わせると、より夏らしくなります」
椀カゴには毎日使う食器を入れるほか、パンやお菓子の収納にも活用。
●手づくりの日よけをつけ縁側で夏を楽しむ
日よけはインテリアをじゃましないシンプルな無地にし、夏場のくつろぎスポットに。
「晴れた日に、おやつや、バーベキューを楽しみます」
おうちの中のいたるところに飾られた初夏のみずみずしいグリーンも、涼感を演出するのに一役買っているようです。
「植物をテーブルや窓辺にざっくり飾るだけで、部屋が涼しげな雰囲気になります。もともと植物が好きなので、家を建てるときに庭師さんと相談しながら、育てやすくて、飾ったときに絵になるユーカリやアジサイを植えました。インテリアが物たりないなと思ったときに、さっと庭に取りにいけるのがいいですね」