暑さが本格化してくるこれからの時季。家の中にものが多いと、それだけで暑苦しさが増してしまいます。とくに、気がつくと増えがちな、日用品や書類、調味料などは、こまめにチェックするのがおすすめ。

片づいた家ですっきり暮らす達人読者に、ものを増やさないコツを教えていただきました。

洗剤、ティッシュペーパーなど
玄関横の棚を、ストック置き場に
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暮らしを圧迫する日用品や書類、調味料。もつ量を決めて、こまめにチェック!

男の子3人の子育て真っただなかでありながら、すっきり片づいた空間で暮らすayako teramotoさん。「もたないことが一番の片づけです」と笑います。

「衣類や日用品は定番を厳選し、ものの数を絞って定期的に見直すようにしました。すると、日々片づけたり、ものを探したり、どれを使うか迷ったりする手間が激減したんです。その分、家族とゆっくり過ごす時間を大切にできています」

<ストック>必要なものだけをいつでも使える状態に

玄関横の棚を、ストック置き場に
「トイレットペーパーやオムツなどは、専用のボックスを決めてパッケージから出して収納。散らからず、すぐ使えます」

<郵便物>重要な書類はファイルに、それ以外は毎日捨てる

ファイル

郵便物は届いたその日のうちに、不要なDMやチラシなどを処分する習慣に。

「大事な書類だけ、分野別に分けたファイルにしまえば、必要なときすぐ確認できます」

<文房具>定期的にすべて出していらないものは取り除く

文房具

使いにくくなってきたときが見直しのタイミング。

「仕事柄もあり、文房具がすぐ増えてしまうんです」

引き出しの中のものを見やすく並べてみて、不要なものは処分します。

<調味料>定番で使う調味料は8種類に絞る

調味料

塩、みそ、しょうゆ、酢、メープルシロップ、塩麹、しょうゆ麹、ケチャップの8種類が定番調味料。

「数を絞り、飽きのこない上質なものを使っています」

<子どものプリント>人別にクリップでまとめ、終わったら即捨て

クリップにとまった書類

子どものお便り類は、来客の死角に専用コーナーを設けます。

「必要な情報の部分だけ見えるように折り、人別にクリップにはさみます。不要になったらすぐ処分」

<工作>写真を撮ったらバイバイしてOK!

スマホを見る親子

子どもの作品はすべて取っておくときりがないので、傑作だけを厳選。

「あとは、記念に写真を撮ってから処分。子どもたちもそれで満足みたいです」

<こんな工夫も>月に1回捨てまくり、片づけまくりデーをつくる

「ものがたまると、だんだん家事がしにくくなる」と気づいたというayako teramotoさん。そう感じたら、一気に片づけるタイミング。片づけエリアを決めて、とことん捨てまくり、片づけまくりデーを実施します。