日に日に暑さが増すこれからの季節に向けて、夏仕様のインテリアでリフレッシュしたいものです。でも、手間がかかったり、わざわざコストをかけてまで雑貨や家具を新たに購入するのには抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。そこで、手もちのものでさりげなくできるインテリアのヒントをご紹介。今回教えてくれたのは、シンプルに暮らすためのアイデアをまとめた著作もあるみしぇるさんです。部屋に涼を取り入れて、心地よい夏を過ごしてみませんか?
すべての画像を見る(全5枚)買いたし不要!家にあるもので夏らしい涼感インテリア
家にあるもので夏らしい雰囲気づくりは十分にできます
季節ごとのインテリアを楽しみたいけれど、ものは増やしたくない。そんなみしぇるさんが実践しているのが、もともと家にあるもので、夏らしい雰囲気をつくる、という方法です。
「普段使っているガラスの食器やあきビンも、置き方ひとつで涼を演出するインテリアにすることができるんです」
また、夏を感じさせる色や小物をちりばめれば、大きな家具を買わなくても、部屋をさわやかな夏の雰囲気に変えることができるのだそう。見渡すと、ブルーの布やヒマワリの絵、貝殻…と夏らしいものがあちこちに。
「ポイントは、さわやかなブルーや元気の出るビタミンカラーを取り入れること。海や水を連想させるアイテムのディスプレーも効果的ですね」
持っているものの素材や色を生かすことで、お金をかけずに夏感を演出するみしぇるさん。
「ものを多く持たないシンプルな暮らしをしたい私には、ぴったりの方法なんです」
●さわやかなエプロンの色が白い壁のクールなアクセントに
キッチンの白壁に寒色系のエプロンをつるして、部屋のアクセントにしています。ただの日用品だからと思わずに発想を変えて、うまく飾れば、部屋の清涼感を演出してくれるアイテムになります。「台所仕事のテンションアップにもなりますよ! 季節が変わったら、それに合わせてエプロンの色も変えてみましょう」。
●子どもが描いたヒマワリの絵をディスプレー
ワークスペースに飾ったのは、小学生の長女が描いたヒマワリの絵。「ヒマワリはわかりやすい夏のモチーフですが、黄色や緑といった色のものを選ぶだけでも、夏らしい雰囲気のインテリアになります」。
●拾ってきた貝殻を置いて海のモチーフを楽しむ
海に関連したモチーフは、夏らしさを出すのに絶好のアイテム。「みんなで拾ってきた貝殻をディスプレーすれば、家族旅行のよい思い出にもなります。下に敷いたブルーのリネンクロスも涼感を演出するポイントです」。
●さらりとしたリネン生地が見た目から風を運んでくれる
新鮮な空気を取り入れるため、あえて玄関ドアはあけ放ったままにしているというみしぇるさん。「目隠しとして、質感がさらりとしたリネンの布をつるしています。布が風に揺れる様子は、見ているだけでも涼しげです」。