返済期間を短くすると、元金を早く減らせる

イメージ画像:PIXTA
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返済期間を短縮する見直しをおすすめする理由について、具体的な数字を使って説明していきましょう。

たとえば、3000万円を35年返済、金利2%で借りた場合を見てみましょう。

●3000万円を35年返済で借りた場合・金利2%で試算

月々の返済額は9万9378円(うち元金の返済額は5万4567円)

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5年後に返済期間を2年間短縮すると…月々の返済額は10万4571円(うち元金の返済額は5万9760円)

月々の返済額は5193円増えますが、元金に充てられる金額は増える試算です。

一方、金利3.5%の固定金利型に借り換えた場合、月々の返済額は12万733円となりますが、元金に充てられる金額は4万8805円となります。固定金利型に換えると、月々の返済は増えるのに、元金の返済割合は変動金利型より少なくなってしまうのです。

変動金利型の住宅ローンは、将来の金利を正確に予測できないことがリスクの1つ。返済期間を短くすると、金利変動の影響を受ける期間を減らせるうえ、元金の返済が早く進み、利息負担を抑えられる可能性があります。

ただ、金利がいつ、どこまで上がるのかを正確に見とおすことはできません。長期的に金利が上がり続けるとも限らないため、金利上昇を心配して慌てて金利タイプを変更するのではなく、返済計画を確認したうえで判断することが大切です。変動金利型を利用している人は、金利タイプの見直しに加え、家計に無理のない範囲で返済期間を数年短縮する方法も検討してみましょう。

繰り上げ返済は、金融機関の条件を確認してこまめに

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これまで紹介した返済期間を短くする手続きが難しく感じる人は、繰り上げ返済を検討する方法もあります。繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に、まとまったお金を返済することです。元金を減らせるため、金利上昇への備えにつながります。

ただ、繰り上げ返済をする前には、借りている金融機関の条件を確認しましょう。手数料の有無や、手続きできる金額の最低単位は金融機関によって異なります。インターネットからなら、少額から手数料なしで繰り上げ返済できる場合もあります。

ただし、手元のお金をすべて返済に回すことは避けましょう。急な出費に備えるお金を残したうえで、家計に無理のない範囲で繰り上げ返済を検討してみてください。