書棚やタンス、大きな家電。もう使っていないけれど、そのままになっているものはありませんか。今回は、ここ数年で大きなものをいくつか手放したという、カナダ在住のミニマリスト・筆子さんに、手放すものの見極め方と、処分のコツを教えてもらいました。

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掃除道具は最小限。フロアワイパーが便利

2年前にフローリングの家に引っ越したとき、それまで使っていた掃除機を置いてきました。

もともと掃除機をかけるのが好きではなかったので、新しいものは買いませんでした。使っているのは、使い捨てのシートをつけてふく、柄の長いフロアワイパーが1本だけです。

週に1回、まずドライシートで床のホコリを取ります。そのあとウエットシートに替えて、もう一度ふきます。ホウキも使わないし、掃除機を出したりしまったりする手間もありません。

ただ、掃除機でないと届かない場所はあります。ソファのクッションの奥や、家具のすき間などです。そういう場所を掃除するときだけ、近くに住む娘の掃除機を借りています。

借りるのは、娘が車用に使っている小型のもの。ひとり暮らしの家なら、この大きさで十分です。2年間掃除機なしで暮らしてみて、困ったことはありません。

もし迷っているなら、数週間使わずに暮らしてみて困らなければ、手放すサインかもしれません。やっぱり不便だと思ったら、そのとき買えばいいのです。

小さな机に買い替えた

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私は毎日、立って仕事をしています。

以前は大きな机の上に台を乗せて、高さを出して使っていました。机と台で、場所を取る家具が2つあったのです。

しかし、ひとり暮らしを始めるための引っ越しで両方とも置いてきて、今は部屋のサイズに合うスタンディングデスクが1つあるだけ。パソコンやキーボードが置ければたりるので、広い天板は必要ありません。置き場所を先に決めて、そこに収まるものを選ぶことで、机のまわりが広くなり、掃除もしやすくなりました。

買い替えるとき、前と同じ大きさのもの、もしくはより大きなものを選ぼうとするかもしれません。前の机が大きかったから、次も同じくらいの机を、という具合に。今の暮らしに合うサイズで選び直すと、部屋に余白が生まれます。

●重い家具も引っ越しで見直し

引っ越しで大きくて重い書棚も置いてきました。ひとりでは動かせない重さで、新しい住まいには大きすぎたからです。

大きな家具は、運ぶ手間も費用もばかになりません。普段はなかなか捨てるところまでいかないものですが、引っ越しや模様替えのタイミングで、家具を入れ替えるときなど、動かすときなら処分を決められます。