食器棚にお皿がたくさん入っているのに、手に取るのはいつも同じもの。いつか使うかも、と残した食器がどんどん奥に追いやられ、さらに使いにくくなっていませんか? そこで、3児の母で整理収納アドバイザーの高岡麻里恵さんが「ちょうどいい食器の量」の見つけ方を紹介します。

食器棚と高岡さん
以前はお皿をいっぱい詰め込んでいた食器棚。毎日使うものはほんの一部でした
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来客用・使いどきが限られるお皿はほぼ手放す

食器①

以前の私は、食器を「料理に合わせて選ぶもの」だと思っていました。カレー皿、パスタ皿、お刺身なら大きな盛り皿…。気づけば棚にはいろいろな種類のお皿が家にありました。

ところが、食卓に出すものはいつも同じ。とくによく使っているのは、なにを盛っても使いやすい普通の平皿や、カレーとパスタ、どちらにも使える少し深さのあるお皿でした。

反対にほとんど出番がなかったのが、大きな平皿や、用途が限られるもの。「いつか使える」「来客時に必要かも」と残していても、実際は“いつか”がなかなかきませんでした。しかも、使わない食器があることで、いつも使うものまで取り出しにくくなる始末。

それらを減らして初めて「こんなにもっていたのに、こんなに使っていなかったんだ…」と気づきました。

取り出しやすく戻しやすい「わが家の適正量」

よく使う食器②

では、実際にどのくらいの枚数があるか、5人家族のわが家の例を紹介します。基本的に「家族全員分」を目安にしていて、

カレー・パスタ皿:5枚
小皿:5枚
ご飯茶碗:5個
汁椀:5個
どんぶり:2個(大人用のみ)
大きな平皿:1枚

を棚に入れています。洗い替え用はほとんどもっていません。私が在宅ワーカーでこまめに洗い物をできるライフスタイルなのもひとつの理由です。ですが、小さなお子さんがいたり、食器をまとめて洗うご家庭なら、予備を数枚もっておくほうがラクかもしれません。

つまり、食器の「ちょうどいい量」は家族の人数に加え、どのくらいの頻度で洗うのか、だれが使うのか、どんな料理をよくつくるのか。暮らし方まで考えることが大切です。

「何枚もつのが正解?」というより、「わが家に何枚あればラクに暮らせる?」と考えてみる。それが、ご家庭に合った枚数を見つける近道だと思っています。