在宅ワークが増えた今、自宅に「書斎」を設けるか悩む人も多いのでは? また「どこに設けるか」「個室にするかどうか」といった点も迷いがちなポイント。6年前、“書斎なし”の注文住宅を建てた日刊住まいライターは、後日、書斎スペースを寝室内に設置したそう。ライターが今実感している「寝室兼書斎」のメリット・デメリットを語ります。
すべての画像を見る(全7枚)寝室を「書斎と兼用」にしたわが家
夫と息子、娘の4人暮らしです。6年ほど前に、4LDKの注文住宅を大手ハウスメーカーで建てました。
家づくりを始めた当時、私は2人目の子どもを妊娠中で、仕事をしていませんでした。また、夫も職業柄、家で仕事をする機会があまりありません。
そのため、わが家では書斎の必要性をそれほど感じませんでした。結果として、部屋数を減らして居室のスペースを広く取ることを優先し、書斎のない住まいを建てました。
しかし、住み始めて3年経った頃、子どもの幼稚園入学を機に私が就職。在宅でパソコンを使用する機会の多い職種に就いたのをきっかけに、主寝室の一角を書斎コーナーにすることにしました。
LDKと和室がある1階には、間取り的に書斎を設けるスペースがありませんでした。
そこで考えたのが、寝室の一部を利用すること。10.2畳と寝室にゆとりがあったため、元々あった小さなパソコンデスクを拡張して、シンプルな机とカラーボックスを置き、仕事や思考整理などに使える本格的な書斎コーナーにすることに。
寝室に書斎を設けて感じたメリット
寝室に書斎を設けてみて実感しているメリットは、おもに2つあります。
●1:仕事に集中しやすい
リビングの一角に書斎を設けた場合、テレビがあったり、子どもが散らかしたりと、集中力がもたないのではないかと不安でした。その点、寝室の壁際だと気になるものが視界に入らないため、仕事に集中できます。
●2:家事室のように使える
さらに、うれしい誤算だったのが、書斎コーナーでアイロンがけをしたり、衣類のほつれを直したりと、ちょっとした家事室のような使い方ができるようになったこと。
書斎コーナーを設けるまでは、アイロンがけなどをする場所が決まっておらず、室内干しスペースや寝室の床などに台を置いて済ますことがしばしば。今では、書斎コーナーが定位置になっています。
書斎コーナーが家事室のように使える理由は、室内干しスペースとウォークインクローゼットの位置関係が大きく関係しています。
わが家の場合、室内干しスペースからクローゼットに衣類を収納する際、寝室を通ります。そのため、室内干しスペースから書斎コーナーに衣類をいったん運び、アイロンをかけたり畳んだりしたあと、クローゼットにしまう流れがスムーズに完結するのです。
また、夫のシャツのボタンをつけたり、子どもの靴下の穴をふさいだりといった家事の延長で、産後、足が遠のいていた趣味のハンドメイドも、気が向いたときに書斎コーナーで楽しめるようになりました。





