3:ものを放置することのリスク。最終的に困るのは家族
すべての画像を見る(全5枚)実家の片付けをしていて、もう1つ強く感じたことがあります。それは、ものは持ち主だけの問題ではないということです。
家の中にあるものは、いつかだれかが整理する日が来ます。そのとき、必要かどうか分からないものがたくさんあると、家族は1つひとつ迷いながら判断しなければなりません。時間的にも体力的にも、そして気持ちの面でも、とても大きな負担になります。
だからこそ、元気なうちから少しずつ見直しておくことは、自分のためだけでなく、家族への思いやりにもつながると感じました。
「全部片付けなきゃ」と思う必要はありません。引き出し1つ。棚1段。そんな小さな場所からでも十分です。
未来の自分や家族のために、「今の暮らしに合ったものだけを残す」。その積み重ねが、暮らしを整え、家族への優しさにもつながっていくのではないでしょうか。
片付けは「まだ元気だから」の今こそ始めたい
私が実家の片付けをとおして、強く感じたことがあります。母と一緒に片付けをしていたとき、棚を動かしている最中に母が転倒しました。その出来事をきっかけに、私は「片付けは、部屋をキレイにするためだけのものではない」と考えるようになりました。
ものが増えると、掃除がしにくくなるだけではありません。重い家具を動かす機会が増えたり、足元につまずいたりと、暮らしの安全にも影響します。そして年齢を重ねるほど、けがをするリスクは大きくなります。
だからこそ片付けは「まだ元気だから大丈夫」ではなく、「元気な今だからこそ始めてほしい」と思います。少しずつでも暮らしを整えておくことは、自分のためでもあり、家族のためでもあります。
片付けは、ものを減らすことが目的ではありません。安心して暮らせる毎日をつくること。そして、大切な人への思いやりでもあると、私は実家の片付けをとおして学びました。

