正反対の女性とタッグを組む物語
そんな夏海の元にやってきたのが、公認心理師と臨床心理士の資格をもつ心理学者・白石絵梨子(北 香那)。
絵梨子は専門性もやる気もあるのですが、頭の回転が速すぎるせいか、うまくコミュニケーションをとることができず、現場経験も乏しいため相手の怒りを買ってしまうことも。
一見、正反対の2人ですが、仕事にまい進するあまり家庭を失い孤独である夏海と、人間関係が希薄な絵梨子ははぐれ者同士、被害者たちに前を向いて笑顔になってほしいという同じ思いで突き進みます。
「夏海は基本的に聞き役に徹するという支援の仕方なんですが、絵梨子から影響を受けていきます。そして、絵梨子と触れ合うことによって、夏海も少しずつ傷が癒やされていくので、その変化も楽しんでいただきたいですね」
「現場のみんなで話し合いながら撮影しています」
脚本は『愛の、がっこう。』など人間描写の名手、井上由美子さん。演出は小池さんが主演したドラマ『新宿野戦病院』の河毛俊作監督。2人の生み出す世界観に期待は高まります。
「人間だれしもグレーゾーンがあって、河毛監督はその繊細な感情を丁寧に描こうと演出してくださっています。井上さんの脚本は、チームがどう進むべきかという道の余白が残されていて、なんとおりものやり方があるだけに試されている感じ」と小池さんはいいます。
「だからこそ、現場のみんなで話し合いながら、力を合わせて撮影しています。難しいけれど、やりがいのある作品。観てくださった方に犯罪被害者支援室の存在を知っていただき、少しでも背中を押せたらいいなと思います」
『さよならノワール』
7月7日START
毎週火曜 夜9時
フジテレビ系 全国ネット放送
https://www.fujitv.co.jp/sayonaranoir-cx/