服はたくさんあるのに、「着たい服がない」と悩んでいませんか? 整理収納アドバイザーで2児の母・あさこさんも、かつては毎朝の服選びに迷っていたそう。そこで夏服を3着まで減らしたところ、驚くほど気持ちがラクに。「3着だけ」で暮らして気づいたことを教えてもらいました。

あさこさん
夏服を減らしことで生まれた変化とは?
すべての画像を見る(全4枚)

平日は「ワンピース」。“これを着ればOK”で、忙しい朝がラクに

ワンピース

平日は、ほとんど同じワンピースで過ごしています。着たあとはその日のうちに洗濯・乾燥をして、翌朝また着るスタイルです。

朝って、子どもの準備だけでもバタバタ。そこに「今日はなにを着よう」まで入ってくると、頭のなかが一気にごちゃごちゃしてしまうんです。

クローゼットの前で悩んで、着ては脱いで、「なんか違う…」を繰り返す。その時間があるだけで、朝からどっと疲れていました。

だから今は、“平日はこのワンピース”と決めています。「これを着ればOK」があるだけで、朝の気持ちが本当にラクになりました。コーディネートを考えなくていいだけで、こんなに余裕が違うんだ…とびっくりしています。

服を減らしたというより、“迷う時間”を減らした感覚に近いのかもしれません。頭のなかのザワザワが減ると、子どもへの声かけも少し優しくなれる気がしています。

休日は「子どもと過ごしやすい服」を定番に

動きやすい服

土日は、トップスとボトムスを1着ずつ。子どもと過ごしやすい服を選んでいます。公園で走ったり、一緒にしゃがんだり、「抱っこー!」と言われたり。子どもとの休日って、思っている以上によく動くんですよね。

今の私に重要なことは、「子どもと穏やかに過ごせること」。

だから今は、“おしゃれに見えるか”より、“気兼ねなく過ごせるか”を大事にしています。

以前は、汚れを気にしたり、「この服で合ってるかな」とソワソワしたり。服を着ているのに、どこか落ち着かない感じがありました。でも、お気に入りのトップスとボトムスを決めてからは、「今日はこれ」がある安心感で、休日のスタートがすごく軽くなったんです。

少ない服でも、ちゃんと暮らしは回る。むしろ、“今の暮らしに合っている服”の方が、自分をラクにしてくれるのかもしれません。

たくさんもつ安心より、“迷わない心地よさ”を選ぶ

クローゼット

夏服は3着だけ。そう話すと、「たりるの?」と驚かれることがあります。でも実際は、困ることはほとんどありません。

たくさん服をもっていた頃は、“選べる安心”があると思っていました。でも実際には、選択肢が多いほど迷って、疲れていた気がします。

今は、「ベージュが好き!」「この量で充分!」がはっきりしているので、服選びにエネルギーを使わなくなりました。

服を減らしたことでできた余白は、時間だけじゃなく、心にもつながっています。ときどき「がまんしているのでは?」と聞かれることがあるのですが、私にはこれで充分という感覚がありますし、もし必要になれば増やすでしょう。「今の私にとって」必要な服と過ごしていきたいと考えています。

私にとってミニマルな暮らしは、“がまん”ではなく、“心を軽くするための工夫”なのです。