子どもや姑にイライラしたときの気持ちの手放し方をご紹介します。教えてくれたのは、日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介さん。子どもが片付けない、姑が毎日電話してくる…など、日常で感じるモヤモヤと上手に向き合う方法について伺いました。
イライラ1:「必要なことは早く言って!」
寝る前に突然「明日学校に牛乳パック持ってかなきゃ」と言う子ども。「もっと早く言って!」と怒りたくなりますが、じつは昼間、親が忙しくしていて、言えなかったのかもしれません。
また、「早く」が具体的にいつなのかわからないことも。
たとえば、学校から帰ったらすぐ、必要なことが書かれたプリントはトレーに置き、親が当日中にチェックするなど、お互いが守れる仕組みづくりをしましょう。
・手放し方:子どもも自分も守れる仕組みづくりが大事
イライラ2:「片付けなさいって言ったでしょ!」
何度も「片付けなさい」と言っても、いつも机や部屋を散らかしっぱなし…。これは「片付ける」ということがどういう状態なのか、子どもが理解できていないのかもしれません。
また、理由を説明せずただ言うことを聞かせようとするのは避けて。
掃除機をかけるために、「床にものがないように箱に戻そう」など、やるべきことの理由と基準を明確にすれば、子どもも納得してできるようになります。
・手放し方:どこまで片付けるのかの基準と片付ける理由を明確に伝える
イライラ3:「あんたはいつもそう!」
子どもを叱るときはもちろん、相手に対してなにか注意したいとき、「いつも」はNGワードです。
同様に「しょっちゅう」「何度言っても」といった言葉はあいまいで、大げさな表現。自分を正当化したくて使いがちですが、子どもはなにに対して注意されているのかわからなくなってしまい、結局また同じことが繰り返されます。
今、その場でなにがいけないのかを、正しく伝えるようにしましょう。
・手放し方:大げさな表現を使わず、今その場で叱るべきことだけに
●30年先は今とは別世界。親が考える「将来」は当てにならない
「将来のために○○しなさい」なんて怒っていませんか? じつは昨年、アメリカの大学の就職できない学科ランキングで、コンピュータサイエンスが上位に入ったと話題に。30年前には想像できなかった事態です。
つまり未来は予測不可能。子どもの「将来を思って」イライラするのはやめましょう。
イライラ4:「姑が毎日電話してくる…ガマンの限界!」
また、義理の親にしても、じつの親にしても、気が合う、合わないはあります。
また、簡単にきれない間柄だからこそ、距離が近くなりすぎると関係が悪化しがち。結局、自分も周りも幸せにはなれません。
話すたび、会うたびにイライラするなら、電話や会う回数を減らし、物理的に距離をおきましょう。
「家族だから仲よくするべき」「親の面倒は子どもがみるべき」という思い込みを手放して。
・手放し方:いい嫁でいる必要はなし。距離をおいてみても!

