「安いから買っておこう」「いつか使うかもしれない」そんな理由で、ついものを増やしていませんか? でも、その“とりあえず取っておく”習慣が、家の中の散らかりやムダな出費につながっていることもあります。今回は、片付けのプロでありファイナンシャルプランナーの下村志保美さんに、ものもお金もムダにしないコツを教えてもらいました。

散らかった部屋
ものもお金もムダにしない!家計を整える「小さな習慣」について紹介します
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「いつか使う」が、ものを増やす原因に

似たようなデニムの山…
似たようなデニムの山…

片付けのお手伝いに伺うと、この言葉とともにものを手放せない方によく出会います。

「なにかの役に立つかもしれない」

「捨てて、あとで必要になったら困る」

その気持ちはよくわかります。捨てて買い直すのは、損をしたような気がしますよね。大切なものを粗末にしたくない、という思いも大切な考え方です。

でも、少し立ち止まって考えてみてください。「いつか」は本当にいつ来るのでしょうか…?

片付けをしていると、何年も前に「いつか使おう」と取っておいたものが、一度も使われないまま出てくることがよくあります。箱から出していない食器、もらったままのギフトセット、サイズが変わって着られなくなった服…。

「いつか」を待ち続けているうちに、そのものの出番は永遠に来なかった、ということは珍しくないのです。

「安いから買う」が家の中を圧迫していく

この“いつか使う”思考が厄介なのは、片づけだけでなく、買い物の場面でも同じように働いてしまうことです。

「安いから」

「どうせ使うものだから」

そんな理由で買ったものが、気づけば“いつか使うもの”として、家の中に積み重なっていきます。