どこの家庭にもある「食器棚」。あって当たり前と思い込んでいませんか? 「引っ越しを機に思いきって手放しました」と語るのは、夫と娘2人、さらに実母・祖母との2世帯同居をしている整理収納アドバイザー・森川とろろさん(ESSEベストフレンズ101)。ここでは、食器棚を手放してわかった家事のメリットと、「ここが誤算だった…」というリアルな本音を紹介します。
すべての画像を見る(全4枚)「食器棚」を手放して、掃除も動線もスムーズになった
引っ越しのきっかけは、母・祖母との急遽決まった同居でした。2世帯いるうち、私たち家族4人のスペースは寝室1部屋+リビングのみで、キッチンは幅40cmのシンクだけという激狭ぶり! 大きな食器棚なんて絶対に置けないと頭を抱えました。そこで思いきって、食器棚を手放す決断をしました。
代わりに目をつけたのが、シンク横に備えつけてあったクローゼット。ここを新しい食器棚代わりにしてみました。すると、これが大正解! 鎮座していた大型家具が消え、空間が広々して見えるように。障害物も減って料理中の動線もスムーズになり、家具裏のホコリ掃除までなくなるという、最高のおまけまでついてきました。
一軍の皿を厳選したら、家事効率がアップ
クローゼットがあるとはいえ、収納スペースは以前と比べて激狭。いちばん困ったのは、大量の食器をどこに入れるかでした。
そこで実験的に、手もちの1段カラーボックス3つに収納。当然すべては入らないので、「本当に使いたい一軍だけ残そう」と総点検しました。なんとなく残していた独身時代のマグカップなどを手放し、大好きな北欧食器だけに厳選しました。
すると、小さなボックス内にゆとりが誕生。さらに、棚の位置はものを取り出しやすい胸の高さにしたので、ひと目で見渡せてワンアクションでしまえるようになりました。収納スペースは減ったのに、毎日のごはんの準備がラクになったのです。


