外干しをしない場合、ベランダは不要?
すべての画像を見る(全6枚)地域や立地にもよりますが、梅雨などの雨天時、日照時間の短い冬場など、外干しができない日があります。その際の選択肢の1つが室内干し。住宅環境の向上によって常時、室内干しという人も少なくありません。
では、洗濯物を干さないベランダやテラスはどのように活用するのでしょうか? ベランダガーデンやアウトドアリビングなどで活用しない人には、無駄な機能でしかありません。
ベランダの設置コストは、0.5坪程度でも30万~50万円。屋根をつけると、さらに10万~20万円が追加されます。防水の施工やメンテナンスのコストもかかってきます(メンテナンスフリーの施工もある)。ベランダが不要の場合は、設置しないだけで大きなコストカットになるわけです。
ちなみにベランダの屋根のないのものを「バルコニー」と区別されますが、同意義でも扱われます。
室内干しの方が、外干しよりコストが安くなることも
通気透湿性能や換気性能が高い家では、湿度も一定に保たれるため室内干しが可能です。たとえばWB工法は、湿気を排出するので室内干しでも生乾きになりません。室内干しの専用スペースの壁材を、通気透湿性能の高いものに替えるのも有効です。
ホスクリーン(商品名)を設置すれば物干しがしやすくなります。昇降式などさまざまな種類があります。
室内乾燥システムも進化しています。ガス衣類乾燥機の「乾太くん」(商品名)は、短時間でふんわり仕上がるのが魅力です。ドラム式洗濯乾燥機は洗濯から乾燥まで一貫した機能で、家事の負担を軽減してくれます。
いずれも光熱費がかかりますが、30年の期間で見てみると、ベランダを設置したときに要するコストよりも低くなります。屋内乾燥は利便性も高いことから、ベランダのない家が増えているのです。
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