2:来客前提の家づくり

机の上
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生活感を消して、人の目を意識したインテリアを取り入れるなど、以前は「いつだれが来ても大丈夫な家」を目指していました。でも、あるときふと気づいたんです。「そもそも、来客って思ったより少ない」ということに。

この家で毎日暮らしているのは筆者と夫。優先すべきなのは来客ではなく、日常を過ごす自分たちのはずですよね。

それに、たとえ人が来たとしても家が完璧である必要はありません。家にいるのに自分が疲れてしまうほうが、よほど困ります。以前はティッシュもゴミ箱も見えないところに隠していましたが、今は出しっぱなしがデフォルトです。

アラフォーになって思うのは、「だれかにほめられる家」よりも「自分がちゃんと休める家」のほうがずっと大事だということ。その意識にきり替えたら、気持ちがずいぶんラクになりました。

3:映えるインテリア

寝室

流行重視、統一感最優先、扱いに気をつかう雑貨などの“いわゆる映えインテリア”も思いきって手放しました。自分がリラックスできるか、本当に使いやすいか。この2点を基準に選ぶ方が、体にも心にも優しいと感じるようになったからです。

たとえば、わが家の寝室。以前はベッドを2つ並べていました。そのほうが整って見えるし、「ちゃんとした寝室」っぽかったから。

でもじつは、夫は布団派。布団で寝るほうがリラックスできるということで、今はベッドをひとつ処分し、ベッドひとつ・布団ひとつというスタイルに落ち着いています。

40代を目前にわかったことは「ちゃんとした暮らし」は、必ずしも自分を楽にしてくれるものではないということ。大切なのは見た目の正解より、暮らしの快適さです。

ほどほどで無理なく続く暮らしに変えてからは、以前よりも心地よさを感じています。年齢とともに似合う服が変わるように、暮らしぶりも変わっていい。そう思えるようになった今の自分を、結構気に入っています。