出番は少なくてもお別れできない「フランス家庭特有」のフライパン
すべての画像を見る(全5枚)2月2日は、フランスではシャンドルール(聖燭際・せいしょくさい)というお祭りで、クレープを食べる日です。あいにく今年の2月2日は夫も私も忙しく、一緒にクレープを食べることができませんでした。そのため、週末にクレープを焼くことにしました。
フランスの家庭なら一家に1枚は絶対あるのが、クレープ用のフライパンとクレープ用の木製のクレープがえし。子どもがいたときはしょっちゅうクレープを焼いていたのでこのクレープ用フライパンは手に取りやすいところにあったのですが、この頃は使う頻度が減少。いくつかあるフライパンの下の方にあります。
たとえ使う機会は少なくても絶対に手放せないと思う理由は、縁が低くて熱伝導が均一なのでクレープが本当にうまく焼けるからです。たまにしかクレープを焼かないとしても、私たちには大切なフライパンです。
このクレープ用フライパンを取り出そうとしたとき、ふと、ずいぶん使っていない直径32cmの重いフライパンの存在に気がつきました。そして、やっと32cmのフライパンにさよならできる気がしてきました。
使う頻度ではなく、暮らしを豊かにしてくれるかで決める
久しぶりに焼いたクレープは(もしかすると半年以上ぶりだったかもしれません)、パリッとしてもっちり、とてもおいしかったです。
子どもたちと取り合って食べていたクレープも今は落ち着いてふたりで食べることができます。
フライパンの整理で感じたことですが、かつての思い出と、これから増えていく思い出の両方を見つめていくのが、子どもが巣立ってからの夫婦の日常なのかもしれません。

