配管交換に50万円…知っておきたい「メンテナンスコスト」
すべての画像を見る(全8枚)わが家の場合、床暖房はメーカーの標準仕様でした。設置費用については、建物の坪単価に含まれているということなのでしょう。
電気代とともに気になったのが、メンテナンスコストです。
わが家の床暖房は床下の配管に液体を流してそれを電気で暖めています。配管が経年劣化などで損傷した場合は、床をはがして工事ということになります。
ハウスメーカーからの説明では「配管は耐久年数が50年であり、損傷することはまずない」ということです。しかし、もし仮に破損し全交換となれば、工事費に50万円かかるそうです。
また、床暖房には専用の室外機もあります。こちらもハウスメーカーからの説明で、20年で消耗して交換に20万円かかるとのこと。給湯器よりは長もちするとのことで、とくに問題がなければ、メンテナンスコストも心配するほどではないのかなと思いました。
室温だけでなく湿度調整で快適な家に
床暖房のある生活に慣れてからは、家全体の温度だけでなく湿度にも気をつけています。家に置いている温湿度計と「絶対湿度」(※)の早見表を照らし合わせ、「いまちょっと水分が少ないな」と思えば、加湿器のスイッチを入れるなどして、室内環境を調整しています。
※ 縦横高さ1メートルの空間に含まれる水蒸気の重さが何グラムかを示したもの。空気の温度と、温湿度計や天気予報などで示される相対湿度ごとに、含まれる水蒸気の量が決まる
●床暖房には「デメリット」を上回る「メリット」があった
床暖房はエアコン暖房にくらべて家じゅうに快適な空気が広がりやすく、一定の状態に保てるため、温湿度が整えやすいというメリットがあります。とはいえ、急な気温の変化には対応できず、数時間だけエアコン暖房を併用する場面もありました。
また、急に日差しが出て暖かくなる日は、うまく日差しをさえぎるなどして調整しないと日中室内が暑くなります。そんな日は、11月なのに冷房を併用するなんてことも。床暖房を採用してもエアコンをまったく使わないというのは、なかなか難しいものです。
床暖房は、乾燥へのケアや電気代への対処などの注意点があります。また、ハウスメーカーからは「50年耐久」とは言われましたが、配管がもし損傷したらと心配になることもあります。
しかし、実際に使ってみると、エアコン暖房だけに頼っていたときの不快感が完全になくなり、冬でも裸足や半袖で過ごせる床暖房はとても快適。わが家にとって、採用して大満足の設備でした。

