床暖房の「デメリット」と「対処法」

テレビ台の上にある加湿器
加湿器
すべての画像を見る(全8枚)

ただ、デメリットもないわけではありません。それは部屋の乾燥問題。床暖房の場合もエアコン同様、室温が上がれば空気は乾燥します。

そこで、わが家では、全館換気システムに加湿機能をつけて採用しています。この換気システムは、窓をあけずに室内の空気を入れ替えてくれるとともに、湿度をできるだけ外へ逃がさずに室内へ戻してくれるという働きがあります。また、加湿機能をつけたことで、家じゅうを適切に加湿してくれます。

それでも冷え込みが厳しくなると、どうしても設定温度を高くするため、室内の湿度が40%を下回ることも。

床暖房により、足元が暖かくなって、レッグウォーマーや靴下、スリッパなどが不要となりましたが、乾燥が気になる日は、足の裏やかかとが乾燥することも。そういうときは、加湿器も併用して乾燥対策をしています。

床暖房を「24時間つけっぱなし」。気になる電気代は?

屋根の上の太陽光パネル

さらに床暖房といえば、気になるのが光熱費です。わが家の床暖房はヒートポンプ式のため、主に電気代がかかるタイプなのですが、筆者も「エアコン暖房より電気代が高くなるんじゃないの?」と心配していました。

わが家は日本海側の積雪地域にあり、冬の最低気温は氷点下、最高気温が5℃以下になることも珍しくありません。北海道や東北のような豪雪地域ではないものの、冬は天候が悪く、晴れている日がほとんどないので、節電目的で採用した太陽光発電は、1~2月にはほぼ機能していません。

結果的に、昨年のわが家の1年間の電気代は、下記のようになりました。

電気代

寒くなる12月~1月と雪の多くなる1月~3月は、部屋を暖めるために床暖房が常に稼働している状態でした。

床暖房以外にも電化製品はあるので一概にはいえませんが、新築前に住んでいた賃貸住宅のときよりも、1月~2月は5000円ほど電気代が高くなりました。しかし、夏は太陽光発電のおかげで半額まで減額できています。

ここ数年は電気代が高騰し、4年前の賃貸住宅暮らしのときと直接比較はできないかもしれませんが、現在の電気代の参考にはなると思います。

●床暖房「24時間つけっぱなし」の理由

また、以前住んでいた賃貸住宅では、外出時や夜間はタイマーを使い、エアコン暖房をきったりつけたりして節電していましたが、今は床暖房を24時間つけっぱなしで稼働しています。

そのため、家のなかが冷える時間帯はないのですが、その分、電気は使い続けています。わが家の場合、床暖房で部屋全体を暖めるのに半日~2日ほどかかるため、一度つけると簡単には消せません。