新学年を前に、この1年を振り返るご家庭も多いのではないでしょうか。とくに学童保育(放課後児童クラブ)は、共働き家庭の心強い存在である一方、想像以上に大変だったという声も。ESSEonlineでは、小学生以上の子どもをもつ読者199名にアンケートを実施し、リアルな体験談を集めました(2025年9月下旬、webで実施)。大変だったこと、助けられたこと、そして乗り越え方まで、本音をまとめます。
すべての画像を見る(全3枚)学童保育のリアルな声「助かったけれど、ここが大変だった」
「学童は保育園より早く終わるので、長く働けませんでした。もう少し遅くまで預かってくれる学童があればよいなと感じることも…。帰宅が遅くなり子どもに寂しい思いをさせてしまいました」(たいがさん・50代後半・会社員)
たいがさんは、同じマンションに住むママ友に預かってもらったりしながら、なんとか乗りきったといいます。
一般的に学童保育の時間は、学校が終わる放課後の14時半〜15時頃からはじまり、18時〜19時までのところが多いようです。
民間の学童は20〜21時まで預かる施設もあるようですが「その分、費用がかさむ」という声もありました。
●想定外のお迎え。入学したての小1が抱える不安
「1人で歩いて帰るのを怖がったので、1年生のうちは学童にお迎えが必要でした。近所にもう少し頼れる人がいたらよかったです」(Yukinhaさん・40代後半・会社員)
入学したての小1はGWごろまでの約1か月間、帰宅時間が早いケースが多く、共働き世代の家庭にとっては仕事との両立に苦労しますよね。
●「学童に行きたくない」行き渋るわが子と向き合う朝
「みんなが学童に行くわけではないことを知り、ショックを受けて行き渋り。毎朝泣くので、出勤前にクタクタでした。宿題も今のところ1人ではできません。子どもが書いた連絡帳も読解困難で、書いた本人もよくわかっていない…。子どものことに費やす時間が赤ちゃんの頃に逆戻りしました」(ESSEフレンズ101エディター おがわりさん・40代後半・パート・アルバイト)
本来は自立に向かうはずの小学校入学ですが、実際にはサポートが必要になる場面も少なくありません。親子ともに戸惑いながら新しい生活に慣れていくケースも多いようです。
●学童をやめたらトラブル発生
「1年生から学童に通っていたのでとくに問題なく過ごしていましたが、2年の途中で学童に行きたくないと言い出しました。やめて自由にさせていたら、案の定ゲームでトラブル発生…」(ししゃこさん・30代後半・自営業)
子どもの自主性を大切にしたいという思いはあっても、低学年のうちは自由にさせすぎることがトラブルにつながってしまったと振り返るししゃこさん。
「ゲーム持ち出しは禁止!」「保護者のいない家には入らない!」という親子の約束ごとはしつこいくらい何回も伝えることが大事だと痛感したそう。
「高学年になるまではある程度行動制限が必要だと思います。その後、ミニバスに入り、放課後近所をうろつくことがなくなり、トラブルもなくなりました」
●長期休暇の学童問題「働き方の見直しが必要になることも」
「夏休みの学童は朝9時からしかやっていないので、仕事の開始時間を遅らせる必要がありました。職場に話して理解を得て乗りきりました」(サニーさん・40代前半・パート・アルバイト)
「保育園では夕方まで預かってもらえていましたが、小学校に入ると帰宅時間が早くなり、長期休みは仕事との両立に苦労しました。学童の利用料も家計にとって軽くはなく、共働き家庭への支援がもう少し広がってほしいと感じています」(アキさん・30代後半・パート・アルバイト)
共働き家庭にとって、長期休みは“学童におまかせ”だけでは対応しきれないのが実情です。長期休み中の過ごし方については、多くの家庭が試行錯誤している様子がうかがえました。
一方で、最近は学童以外のサポートも少しずつ増えてきています。地域の児童館やファミリーサポート、民間のベビーシッター利用への補助など、放課後の過ごし方の選択肢は広がりつつあります。実際にこうした支援に助けられたという声もありました。

