つらいときは専門医に相談

診察する女医
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月経の周期が乱れてきて、「更年期かな?」と感じる心身の変化が現れてきたら、更年期を含む女性のヘルスケアを専門に診てくれる婦人科の先生に相談してみましょう。

日本女性医学学会に所属し、専門医の資格をもっている医師を選ぶのもひとつの目安になります。

ほどほどの周期で月経がある場合、まずは漢方療法を検討することが多いです。漢方はその人の体質や症状に合わせて処方され、不眠やめまい、イライラといった更年期の諸症状をやわらげる働きがあります。

一方、卵巣の機能が低下し、月経周期が不規則になってきている場合は、ホルモン補充療法(HRT)を選択することが多いです。

●更年期ではない病気の可能性も

ただし、更年期の諸症状は、この年代から増えてくるほかの病気による不調に似ていることも少なくありません。

とくに注意したいのが、甲状腺疾患です。甲状腺ホルモンが過剰分泌されるバセドウ病では、ほてり、動悸などが現れ、逆に甲状腺の機能が低下する橋本病では、気分の落ち込み、無気力、冷えなどが見られます。

「更年期だから」と自己判断で片づけず、気になる症状は医師に相談しましょう。重大な病気があれば早期発見につながりますし、更年期であれば、医師と相談しながら漢方やホルモン補充療法などの選択肢を選んでいくことができます。