近ごろ人気が再燃しているのが、懐かしさを感じる「編み物」です。漫画家の猫田ゆかりさんは、編み物で手を動かしているとアイデアが浮かぶそう。そこで今回は、編み物がテーマの漫画『ニッターズハイ!』の秘話や、猫田さんの編み物コーナーなどを大公開! いちばん気に入っている手編みアイテムも教えてくれました。
すべての画像を見る(全3枚)手を動かしていると、漫画のアイデアも浮かぶ!
編み物をテーマにした作品『ニッターズハイ!』が注目を集めている漫画家の猫田ゆかりさん。
「きっかけは5年ほど前、体調を崩して家にいる時間が長くなったことでした。本やYouTubeを見て編み物を始めたら、思いのほかはまってしまい…。こんなにおもしろいなら漫画にしようと企画を出し、連載が始まったのです」(猫田さん、以下同)
今では、あき時間はもちろん、乗り物での移動中や、漫画のストーリーを考えるときも、編み物をするそう。
「とくにストーリーを考えるときは、じっとしているより手を動かした方がアイデアが浮かび、頭が整理されます」
そんな猫田さんが感じる編み物の魅力は「自由さ」と「奥深さ」だそう。
「持ち方も、使う糸もルールはなくて、ただ楽しく編めればいい。想像していたより自由な世界でした。1人で編むのも、“編み会”でだれかと編むのもあり。まだまだ知らない編み方や技法もあって、奥深い世界です」
「ニッターズハイ」は自身の編み物体験から生まれた!
『ニッターズハイ!』は、元陸上部の選手だった主人公の男子高校生・浜仲健斗が、編み物に熱中していくストーリー。
主人公の健斗が編み物に没頭し、高揚感を味わう瞬間(ニッターズハイ)は実体験からきているのだそう。
「編み物で実際に苦戦したことも漫画に登場するので『あるある』と楽しんでもらえれば」
編み物をとおして自由さと楽しさを伝えたい
登場人物が話す「編み物は自由だからこうしなきゃだめなんてないんだよ」というセリフには、猫田さんの思いを投影。
「いろんな“こうでなくちゃ”という窮屈さから自分を解き放って、自由で楽しい世界だということを伝えたい、その思いを作品にちりばめています」
