「何度言っても、家族が片付けてくれない…」そんな悩みを解決するアイデアを紹介します。教えてくれるのは、400軒以上の片付けをサポートし、片付けについての著書もある整理収納アドバイザー・Fujinaoさん。ここでは、理想のスッキリ暮らしを家族とともに実現するための、Fujinaoさん流「片付けの初めの一歩」について語ります。
すべての画像を見る(全4枚)家族への「片付けて!」が伝わらない理由
「片付いた部屋」と言われたとき、あなたの家族はどのような状態を思い浮かべているでしょうか。
「床にものがなければOK」「テーブルの端にものを寄せて、だいたい片付いていれば十分」と感じている人もいれば、細部まで整ってスッキリした空間を思い描く人もいます。
つまり、同じ言葉を使っていても、頭のなかのゴールは人それぞれ。じつはこれは、家族のなかでもとても起こりやすいすれ違いです。ひとりひとりが思い描いている「片付いた状態」が違うままでは、同じ方向を向いて行動することはできません。この状態で「片付けて」と伝えても、気持ちや行動がかみ合わないのは当然なのです。
まずは理想の「片付いた部屋」を共有する
ゴールのすれ違いを改善するために大切なのが、まず「理想の状態」を一度形にし、家族と共有することです。そこで最初に行いたいのが、言葉で説明することではなく「実際の景色を見せること」。
たとえばわが家では、私が掃除をしやすいように「寝る前にテーブルと床の上にはなにも置かない」というルールを決めています。家族はこの状態が片付けのゴールだと認識しているため、寝る前にものが出ていれば、それを戻すという行動が自然と身についています。


