<T’sコミック大賞>TVドラマ化も話題になった漫画『しあわせは食べて寝て待て』
『しあわせは食べて寝て待て』水凪トリ/著 秋田書店刊(1)~(5)巻
病気の関係で、週4回のパート暮らしをしている麦巻さとこ。収入減を機に家賃の安い団地へ引っ越し、大家の鈴さんと同居人の司と出会う。そこで、薬膳のすばらしさを説かれ…。

しあわせは食べて寝て待て 1 (1) (秋田レディースコミックスデラックス)
ふとしたきっかけで心がきり替わることってありますよね。このコミックは日常生活での心身のストレスを和らげてくれる作品だと思います。人との交流や薬膳料理が物語にとって重要なアクセントとなって、コミュ障気味な自分にとっても心が軽くなるような作品でした。(ESSE2025年12月号より抜粋)
●2025年 心と体をやさしく包んでくれた作品
2025年も心を揺さぶる名作に数多く出合いました。そのなかから順位をつけるのは本当に難しかったのですが、自分の年齢をふと振り返ったとき、『しあわせは食べて寝て待て』がもっとも深く胸に響いた一作となりました。
デビュー50周年を迎えた昨年よりも、さらに慌ただしく駆け抜けた一年。気づけば僕らも古希を越え、健康という言葉が自然と心に浮かぶ年代になりました。そんな今の自分にそっと寄り添い、心と体をやさしく包んでくれたのが薬膳という世界で、導いてくれたのは、まさにこのコミックだった──そう感じさせてくれる作品でした。