3:履かないヒールに「いつか」は来ない。痛い靴こそ手放して
すべての画像を見る(全5枚)「おしゃれは我慢」と言い聞かせて履いていたヒール靴。
「少しでもスタイルがよく見えるように…」そんな気持ちでヒールを「履かなくちゃ」と思っていた時期もありました。
仕事や会食の帰り道、足が痛くても「そういうものだ」と我慢していましたが、ここ数年はそういった我慢すら億劫で、結局ヒールの靴は選ばなくなりました。
片付けのプロの視点から見ても、「心地よく使えないもの」は実用ではなく負担です。
「いつか使うかも」と靴箱に置いていても、痛い靴が履き心地よくなるってことはほぼありません。思いきって礼服用以外の「痛い靴」を処分したら、靴箱の中もスッキリして、結果的に玄関も気持ちよい空間になります。
▶ 気づき:痛い靴で出かけるより、笑顔で歩ける自分のほうがずっと魅力的です。
クローゼットを整えると、自然と暮らしも心地よく
50代は、量より質、デザインより軽さ、安さより心地よさ。
服や靴を減らすことは、単にものを減らすことではなく、「もうがんばらなくていい自分」を受け入れることでもあります。
クローゼットを「今」に合わせて整えることで、日々の暮らし全体も心地のいいものに変わっていく。自分自身だけでなく片付けをお手伝いしたお客様を見ていても感じます。

