DIYに興味があるけど、大掛かりなものはちょっと…という方におすすめしたいのが、扉や引き出しの取っ手を、自分好みのものにつけ替えるDIY。100円ショップやホームセンターで、さまざまな種類の取っ手が売られていますが、事前につけ替えたい取っ手のサイズを測っておけば、5分ほどでつけ替えが完了してしまうんです!
手に触れるものだからこそ、お気に入りのものに交換すれば、暮らしも楽しくなります。DIYアドバイザーの嶋﨑都志子さんに、取っ手のつけ方と、買った取っ手のサイズが合わなかった場合に使える裏ワザを教えてもらいました。
お気に入りの取っ手につけ替えれば、見た目も家事も楽しくなります!
すべての画像を見る(全5枚)
まずは、取っ手のつけ方を紹介します。準備するものは、メジャーとプラスドライバー。
つけ替えたい取っ手のピッチ(ネジ穴とネジ穴の間の長さ)を測ります。取っ手を取りつけている板の裏面の2つのネジの中心から中心までを測ると正確なサイズがわかります。
続いて扉(もしくは引き出しの前面)の厚みを測ります。市販されている取っ手の多くには交換可能な扉の厚さ表示がされているので、購入前にチェックを。
この写真の場合は、ピッチ90mm、扉の厚さ18mmに対応する取っ手を選べばOKです。
あとは、プラスドライバーで取っ手を外すだけ。新しい取っ手を買ってきて、すでに開いている穴を使ってネジ留めをすれば、5分もあれば交換ができてしまいます。
取っ手のサイズを間違えた…。大丈夫!使える裏ワザがあります
事前に計っていたはずなのに、うっかり、サイズの合わない取っ手を買ってしまった…。そんなときもあきらめないで!少しのズレなら、新しい穴を開けなくても取りつけられる方法があります。
<準備するもの>・針金(2つ折りにして取っ手の穴、扉の穴を通る細さのもの。取っ手のピッチの1.5倍程度の長さのものを2本)
・ビーズ
・ニッパー
1.ビーズを針金に通して、真ん中にもってくる。
2.ビーズを起点に2つ折りにして、扉(もしくは引き出し)の外から中へ、取っ手の穴、扉の穴の順番で通します。
3.扉の裏面でそれぞれの穴に通して来た針金をねじり、かたく結びます。余分な針金はニッパーで切った後、手に触れてケガをしないように針金の束の中に押し込みます。
これで完成です!
合わせるビーズによっていろんな雰囲気が楽しめますよ。ぜひ試してみてください!