「もともと家事が得意ではありませんでしたが、試行錯誤を繰り返し、時短家事を身につけました」。そう話すのは、ESSEフレンズエディターで整理収納コンサルタントの奥田明子さん(50代)。そこで、「疲れたときにできる時短家事」の工夫を3つ教えてもらいました。
すべての画像を見る(全5枚)1:洗濯物はたたまず、カゴに入れるだけ
体調がイマイチな日は、カゴに服を入れたままでもOKにしています。「ちゃんとやらなきゃ」「ちゃんとできていない」と思うとプレッシャーになりますが、カゴに分けるだけでよいと自分を労わることで、時短なうえに心の余裕にもつながります。
ちなみにわが家では、ダイソーで買ったショッピングバスケットを洗濯物の仕分け用に使っています。3個持っていますが、使わないときは重ねられるので省スペースも実現。そのカゴに入れた洗濯物は、できるときにたたんでしまっています。
さらに、部屋干しは「数日間なら出しっぱなしでもよい」と自分のなかで決めておくと、家事ができていないことへのストレスが減りました。
2:掃除は「気がついたときにやる」でOK
片付けや掃除の資格をもっていますが、私は今でも面倒くさがりでズボラだと思っています。だからこそ、時間をかけずに汚れが目立たなくなる掃除を大切にしています。
以前は休日に掃除をしていましたが、2時間ほどかかっていました。というのも、2階の2部屋、1階のリビング、和室、キッチン、トイレをまとめてきれいにしていたからです。しかし、すべての部屋を掃除しきれないときもあり、汚れが気になっていました。
そこで、今はこまめに掃除をする習慣をつけました。たとえば、トイレは使ったあとにサッと掃除するので、しっかりみがくときは1週間に1回、10分もかからず完了します。キッチンも使用後に5分ほど掃除をしているので、シンクの中や棚のホコリとり、床ふきは15分もあれば終わります。
この習慣を始めて、「やらないといけない…でも腰が重い」という悩みがなくなり、ストレスが減りました。



