2025年も残りわずか。手帳を見返しながら、1年間の振り返りをする人もいるのではないでしょうか? 2児の母でイラストレーターのオヨネさんは今年の1月に、1年間でやりたいことを100個書く「ウィッシュリスト」を書いていたそう。ウィッシュリストをつくってよかったことや、どれくらい達成できたかの結果について、教えてもらいました。

子どもとキャンプ
今年のウィッシュリスト「キャンプへ行く」をかなえて、家族でキャンプへ
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2025年「ウィッシュリスト」の達成率は?

ウィッシュリスト

私のウィッシュリストは、おもに「仕事」「趣味」「子どもとの時間」に分けられます。「自分の時間を大切にする」内容も大事にしたいです。

最近は、システム手帳のなかに100項目書くページがついていることも多いですね。

ウィッシュリストはいきなり100個書かず、一度おおまかにやりたいことを別の紙に書き出すようにしています。それらを「仕事」「健康」「旅行、お出かけ」など分類してからリストに項目ごとに清書すると、あとで見返してもわかりやすいのでおすすめです。

さて、私のリストはというと、達成できたことは3分の1ぐらいでした。

「キャンプへ行く」「やりたかったゲームをクリアする」「新しいことを始める」「イラスト集をつくる」など。

家族と行くキャンプ

非日常を味わえるキャンプが好きなのですが、準備も片付けも面倒くさくて、去年はできなかったことでした。

今年のウィッシュリストに入れて「エイヤー!」と、家族全員で行きました。

準備や片付けやはり大変でしたが、普段見ることのできない満天の星空をながめたり、野外で料理をしたり、拾ったどんぐりや石にお絵描きなどをしたりして、子どもが「楽しかった」と満面の笑顔で言ってくれたのがとてもうれしかったです。

ほかにも、目標を決めてゲームをして達成感を味わったり、今まで描いた作品をまとめて1冊の本にしたり、大人になってからバレエを習い始めたりもしました。

ウィッシュリストの振り返りで気づいた「自分らしさ」

ウィッシュリスト

ウィッシュリストのうち、大半は実行できませんでしたが、私の場合、「あぁ、できなかった」と落ち込むことはありません。むしろ、「自分らしさが浮き出たな」と、清々しい気持ちにすらなっています。

というのも、年始に書いたリストは、“そのときの自分”が選んだ100個。途中でライフスタイルや気持ちが変わるのは当たり前。

とくに私は目新しいことが好きで、継続が苦手。途中でやりたいことがどんどん出てきてしまうので、毎度物事の整理がとても難しいです。

たとえば美容本を読んで感化され、「毎日フェイスパックをする」をリストに入れていましたが、実際にやれたのは、初めの数か月のみ。意気込み十分で挑んだ「X・インスタ毎日投稿!」という目標も、4月にはすべて捨てて、TikTok活動1本にしぼるという方向転換も。

「100個書くウィッシュリスト」を始めてから2年ほどですが、「毎日〇〇する」「毎月〇〇する」という継続系の内容は、ほぼ全滅でした。

逆に、単発で「◯◯を始める」「◯◯へ行く」など、やりたかったけどなかなか機会がなかったものは実現でき、どれもとても楽しい経験として記憶に残っています。