「50代になり、体や気持ちの変化とともに片付け方法も変わりました」。そう話すのは、ESSEフレンズエディターで整理収納コンサルタントの奥田明子さん。もともと整理整頓が苦手という奥田さんが、「50代の片付けでやめたこと」について語ります。

今ある収納グッズを活用する
50代で訪れた「片付けの変化」とは?
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収納グッズをすぐ買うのはやめた

家をきれいに見せようと、40代ではあれこれ収納グッズを試してきました。収納の中まできれいにしようとやってみた時期もありますが、結局は使いやすい・しまいやすいことが大事だと改めて感じます。収納はあくまで暮らしやすく、使いやすいことが大事だと思うからです。

50代の今は、見た目が好きな収納グッズをいろいろな用途に合わせて使うのが好きです。必ずしもアイテム一式でそろえなくてもよいですし、新しいものを買わなくてもよし。好きな収納グッズを長く使いたいと思っています。

ティッシュやペーパータオルの収納
ケユカの「洗えるバスケットワイド 中深(税込2970円)」

とくに気に入っている樹脂製のバスケットですが、もともとは洋服の一時置き場を想定して購入しました。しかし、今はティッシュやペーパータオルの収納に使っています。いろいろな用途に使えるサイズ感がよいので、これからも愛用していきたいアイテムです。

「最低限のストック」にこだわるのをやめた

洗剤もある程度ストックを持つようにしています

以前は日用品のストックを最低限にして、収納もすっきりさせたいと思っていました。しかし今は、必要な洗剤やティッシュは10箱、トイレットペーパーは24ロールと、比較的多めにストックしています。

あえて最低限にすることをやめたのは、買い物の頻度や時間を減らすことが目的。また、日用消耗品も値段が上がっているので、セールで買いたいと思ったからです。以前よりストック品をしまう場所は増えましたが、わが家の適正量をもつことを大切にしています。