4:自分に合った“片付けの時間”をもつ

植物を棚の天板に置く女性
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片付ける時間を決めておくと、心のリズムが整ってくるのを感じます。朝食後や夕方など、体調や気分に合わせて無理のない時間を取っておきます。「やらなきゃ」ではなく「この時間が気持ちいい」と思えると続けやすくなりました。

「毎日、昼食後にテーブルの上とキッチンをリセットする」など決めておいて、暮らしにリズムが生まれると、心もすっきり。

5:“きれいを楽しむ”気持ちを大切に

リビングのローテーブルを布巾でふく女性

片付けは、義務ではなく心を整えるひととき。お気に入りの音楽を流したり、香りを楽しんだり。整える時間を“自分をいたわる時間”に変えていきました。

きれいな状態が気持ちよくなり、暮らし全体が明るくなっていきます。

“きれい”は、がんばらなくても育っていく

リビング

きれいな家をキープするために、「完璧に整えること」よりも、「少しずつ育てること」を大切にしています。無理をせず、毎日少しの時間で、また自分のペースで片付ける。その積み重ねが、日々の安心や笑顔につながっています。

シニア世代の暮らしは、がんばりすぎないことがいちばん。きれいな家は、ゆっくり確実に育っていくと思います。