一度手放したけれど「暮らしにやっぱり必要」だと思ったものはありませんか? ここでは、ミニマリスト歴10年の本多めぐさん(50代)が、手放したけれど買い直したものを3つご紹介します。

わが家のバスマット2枚。吸水性がよく、滑りにくいものを選んでいます
わが家のバスマット2枚。吸水性がよく、滑りにくいものを選んでいます
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1:バスマットとトイレマット

数年かけていろいろなものを一度手放しました。ですが、しばらく過ごしてみて不便さを感じ、再度買ったものもあります。そのひとつがマットです。

ミニマリストのなかには、マット類をまったくもたない人もいます。私も家にあるものをひととおり減らしてみました。その結果、キッチンマットはなくても問題なかったのですが、バスマットとトイレマットは買い直すことに。

当初、バスマットは「お風呂上がりに足をふければいい」と思ったので、使い古した厚手のタオルを置いてみました。ですがやはり本来の使い方ではないので濡れやすく、滑り止もないのでズレるのです。

マットをなくすと見た目はすっきりしますが、やはり必要でした
マットをなくすと見た目はすっきりしますが、やはり必要でした

また、トイレマットについては、便器まわりの水滴汚れなどの掃除が大変に感じられました。結局、マットを敷いてこまめに洗濯したほうがラクだったので、個人的には戻して正解でした。

2:湯沸かし機能つきの電気ポット

ポット

エコや節約面を意識して、お湯を沸かせるポットから保温機能のみのものに買い替えました。ですが、電気を使わないシンプルなものは、飲みたいときにはすでにぬるくなっていることも。ですので結局、湯沸かし機能のついたポットを家族用に再び買いました。

夫は在宅ワーカーでずっと家にいるため、自分の飲みたいタイミングで温かいものが飲めると好評です。夫自身でお茶を淹(い)れてくれるおかげで、私の負担も減ってラクになりました。

ちなみに、手元に残った保温ポットは私専用にしています。キッチンにいることが多いので、料理ついでに沸騰させたお湯を入れ、飲み続けています。