この1年間でたまった「書類」。整理をついあと回しにしてしまい、気づけば山積みに…というお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「片付けの力」に関する著書もある整理収納アドバイザー・Fujinao(フジナオ)さんが、書類の整理方法とおすすめの収納アイテムを紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)まずは2段階で書類を仕分ける
書類整理をするうえで重要なのが「仕分け」です。2段階で分けていきます。
●1:ざっくりジャンルごとに分ける
たとえば、以下のような項目で分けてみましょう。
・家関係(住宅ローン、保険、保証書、レシートなど)
・学校、子ども関係
・医療、健康関係
・取扱説明書
・レシピ、学び、趣味関係
・捨てる書類
このように、書類のテーマや関係する人物ごとにグループをつくって分けていくのがおすすめです。
このとき便利なのがクリアファイル。書類ごとにクリアファイルを使うと仕分けがしやすくなりますし、ハガキなどの小さい書類もクリアファイルに入れればサイズがそろうので重ねても見失うことがなくなり、作業がスムーズになります。
封筒に入ったままの書類は、よく見るとチラシや広告が混ざっていることも多いので、不要なものはその場で処分しましょう。書類は封筒に戻さず、必要なものだけをクリアファイルに保管すると見返しやすくなります。
●2:使用頻度で分ける
次に、グループ分けした書類を「すぐ使う」「たまに見る」「長期保管」に分けていきます。
書類は“紙の山”のままにしておくと、どこになにがあるかわからなくなります。「仕分けながら枚数を減らす」方法が、あとでラクになるいちばんの近道です。

