秋が深まり、冬の気配を感じる11月。ついダークカラーを手に取りがちな季節こそ、「素材とトーンの違い」でおしゃれに差をつけることができます。今回は、インスタグラムで少数精鋭の着こなし術を発信する、パタンナーのおとさん(40代)が地味見えしないスタイリング術をご紹介。1週間分の着まわしコーデとともに解説します。
すべての画像を見る(全4枚)地味見え代表「グレー」は素材で味つけしてこなれ感を
同じグレーでも、素材と小物を変えるだけで印象はぐっと変わります。
【左】シャギーニットのような女性らしいアイテムも、グレーを選べば甘さをセーブできます。足元とバッグをカジュアルにまとめることでテイストミックスを楽しみつつ、こなれた印象に。
<着用アイテム>
・トップス:ヴェンスエクスチェンジ
・ボトムス:グリーンレーベルリラクシング
・バッグ:エルベシャプリエ
・シューズ:ナイキ
【右】冷え込んだ日はタートルネックのニットと裏起毛のパンツで防寒コーデ。重くならないように足元はレオパードパンプスで遊びを加えます。アクセサリーもレオパードに合わせてゴールドを選びました。
<着用アイテム>
・トップス:シップス
・ボトムス:ダークエンジエル
・バッグ:ウィムガゼット
・シューズ:レペット
「ブラウン」は濃淡を意識し、抜け感と深みをプラス
ブラウンのワントーンは、落ち着いて見える反面、顔色がくすんで見える心配も。そこで意識したいのは「色の濃淡」です。
【左】ジャケット、ボトム、インナーの色を少しずつ変えて、自然な奥行きを出しています。また、相性のいいブルーのバッグをアクセントにすればより立体的な印象に。
<着用アイテム>
・ジャケット:セレクトモカ
・中に着たインナー:センスオブプレイス
・ボトムス:イエナ
・バッグ:エルベシャプリエ
・シューズ:ナイキ
【右】左のコーデが寒いときはキャメルのスウェットを羽織って防寒対策。顔回りに明るめの色を持ってくることでパッと映えます。その際バッグは同系色でまとめてアクセントは1か所に絞るのがポイント。
<着用アイテム>
・ジャケット:セレクトモカ
・中に着たインナー:センスオブプレイス
・ボトムス:イエナ
・バッグ:テム
・シューズ:レペット
・羽織ったスウェット:ジャーナルスタンダード


