3:今、捨てたいものはなんですか?

保存容器
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今、家の中で気がかりになっているものや、もう手放したいものをリストにしましょう。

・キッチンの棚を占領している保存容器
・クローゼットにある多すぎる服
・押入れで場所を取っている古いテレビ
・箱に入れっぱなしの写真

このように、頭の中で「いつか整理しなきゃ」と思っているものを言葉にします。

「これだけはすぐ手放したい」「これを手放せばいちばんスッキリしそう」と思えるものを見つけて、優先順位をつけ、番号を振りましょう。あとは、順番に捨てていくだけです。

4:捨てられない理由はなんですか?

捨てることをためらってしまう理由を書いてみましょう。

「もったいない」「人にもらった」「思い出がある」「高かったから」など、家にあるものが捨てられない理由を具体的に書いていきます。

そのあとで、事実を客観的に書き添えます。

たとえば、ここ数年着ていない、ブランドもののジャケットがあって、もう捨てたいとします。

捨てられない理由は、「高かったから」や「いつか着るかも」です。でも、いくら高い服であろうと、しまいっぱなしでは、価値を引き出せません。冷静に考えてみれば、今後着る可能性もないかもしれません。

5:残したいものはなんですか?

アクセサリーを身に着けた女性
※画像はイメージです(画像素材:PIXTA)

捨てるものより、残すものを見極めた方が、捨て活が進むことがあります。残したいものを先に取れば、あとは捨ててもいいものなので、捨てるときに迷いません。

「これは大事だ」と思うものをリストにしましょう。

・結婚したときにそろえたディナーセット
・いつも身につけているアクセサリー
・子どもの成長を記録したアルバム

「これさえあれば、ほかは手放しても大丈夫」と思える重要なものを書いてください。

これは自分らしい暮らしの核となるものです。

書くことで「片付けのスイッチ」を入れる

頭の中の状態は、部屋の様子に表れると思います。忙しくて気持ちに余裕がないと、部屋が雑然としてきますよね。

だから、なかなか片付かないときは、まず、頭の中を整理してみませんか。考えや気持ちを書き出すと、迷いや不安が減るので、捨てる行動をしやすくなります。

ノートに向き合う時間は、片づけのスタートライン。焦らず、ゆっくり書くことから始めてみましょう。