設置に失敗した「施主支給」アイテムも

とはいえ、成功したものばかりではありません。玄関用のポストは、まさかの理由で設置不可となってしまいました。

大きすぎるポスト
すべての画像を見る(全8枚)

このポストも、オンラインショップで購入。サイズや重さを確認せず見た目だけで即決したのが失敗でした。

自宅に届くとその大きさにびっくり! 玄関横の外壁に取りつける予定でしたが、ポストを設置してもらう外構業者から重さに耐えられないと指摘され、断念。

後日、業者との打ち合わせで外構の一部に設置することに……。

施主支給で失敗しないためのポイント

下地が記載された図面

今回の体験を通して、施主支給で失敗しないためのポイントを考えてみました。

●ポイント1:設計段階で計画する

下地が必要な箇所は、設計段階で図面に反映してもらうのが、あとあとのトラブルを回避につながります。

●ポイント2:サイズ・スペックを必ず確認

とくに照明は「色」「取りつける位置」、ポストは「設置場所の幅」「重さ」をチェックしておくとよさそうです。

●ポイント3:業者との連携を密に

ハウスメーカーによっては、取りつけてもらえない可能性もあります。施主支給するものをハウスメーカーや外構業者と事前に共有しておくとよいでしょう。

 

「施主支給」は理想の家づくりをかなえる手段ですが、準備と確認がカギです。成功と失敗の両方を体験したからこそ、これから施主支給を考えている人には慎重な計画をおすすめします。