お気に入りのシャツを長もちさせるには、正しい洗濯方法がポイント。洗濯表示の確認からつけおき、脱水、干し方まで、シワや型崩れを防ぐコツを洗濯のプロ、平島利恵さんに伺いました。夏物シャツのしまい洗いはもちろん、日常の洗濯で実践すれば、アイロンもラクになり、美しい仕上がりになるはずです。

シャツを干す女性
シャツのしまい洗いや収納する際のポイントとは?
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まずは洗濯表示を確認!

衣類についたタグに書かれた洗濯表示

「衣類についたタグの左端のオケのマークを見て、洗濯機OKか確認。しまい洗いではお湯を使うので水温の上限も併せてチェック」(平島さん、以下同)

【用意するもの】

・アルカリ性洗剤(粉、液体)

・オケ

・ゴム手袋

・太めのハンガー

・アイロン

1:Tシャツと同様、アルカリ性洗剤を溶かしたお湯でつけおき

シャツは綿とポリエステルの混紡のものが多く、基本はTシャツと同じ洗い方でOK。

「つけおき液から衣類が浮くと洗い残しの原因となるので、オケに沿わせてシャツ全体を沈めましょう」

2:シワにならないよう、脱水時間は短めに設定して洗濯

洗濯機の脱水時間が表示されている様子
脱水は1分がおすすめ!

意外とシワの原因になっているのが脱水。

「Tシャツと同じく10~12分設定で洗いますが、脱水時間が長すぎるとシワシワになるため、短めに設定します」