子どもが独立しているなら、年間貯蓄額は引き上げを
子どもが独立して手離れしていたら、定年退職までが最後の貯めどきとなります。
カッパままさんの場合、年貯蓄70万円のうちの30万円は、長男が家に入れている分になるので、夫婦が貯めているのは40万円とやや少なめです。
「夫の定年まであと8年あります。年貯蓄を100万円に引き上げれば、定年までにさらに800万円貯まることになり、老後生活により余裕が生まれると思います」
レジャー費は収入の7~8%程度に収める努力を
すべての画像を見る(全4枚)子どもが独立した家庭のレジャー費の目安は5%。カッパままさん家の場合、住宅ローンは完済している様子。教育費も終了し、浮いたお金がそのままレジャー費に流れている可能性が。
「趣味を楽しむのはいいことですが、回数を減らすなど、予算内に収める意識をしてみましょう」
特別支出はリスト化し、支出傾向の可視化を
特別支出は、月の家計とは別管理を。
「なにをいくらで買ったかを一覧表にすると、本当に必要なものやもっと安く買えたもの、買わずにすんだものなどが見えてきます」
リストアップするとお金を使いすぎているところがわかるので、削りどころを見つけて、余分な支出を抑えましょう。