洋服をたくさん持っているのに、「毎朝クローゼットの前で今日着る服に悩んでしまう」。夏から秋に移り変わる季節の変わり目は、そんな悩みを手放すのにぴったりなタイミングです。夫の転勤による5回の引っ越しを機に片付けに目覚め、インスタグラムですっきり暮らしの情報発信するかなさん(40代)が、この時季に行う「クローゼット見直し」のルール3つについて語ります。

クローゼット収納
お気に入りの服だけが並ぶクローゼットをつくるためのコツとは?
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1:この夏一度も着なかった服は手放す候補に

ハンガーと衣服

片付けに目覚める前は、毎朝なにを着ようか、鏡の前で洋服をとっかえひっかえしていました。

数年前、夫の転勤による引っ越しで思いきって大量の服を手放したのを機に、洋服の数も厳選するように。お気に入りの服だけをもつようにしたことで、コーディネートに迷う時間も大幅に削減できました。

今は季節の変わり目に「そのシーズン一度も着なかった服」を手放す候補にしています。手に取ってみたけれど「今日の気分じゃないな」と選ばなかった服は、たいてい次の日も選ばない。シーズン中一度も着ることがなかったら、その服は役目を終えたという考え方です。

今年は3着の夏服を手放し、クローゼットの中も余白ができてすっきりしました。

2:夏の終わりに「くたびれたインナー類」の見直しを

畳まれた衣服

私の場合、タンクトップなどのインナー類の見直しも季節の変わり目が定番です。春夏はさらっと冷感タイプ、秋冬は暖かい起毛タイプなど、使うインナーが変わるからです。

私は、白と黒の2色のインナーを、2、3枚ずつ着まわしているので、くたびれるのも早め。靴下なども消耗品と考えて、ボロボロになる手前で定期的に買い替えています。