これからは「軽い」「壊れにくい」ものだけ残す
すべての画像を見る(全4枚)年をとると、軽くて扱いやすいもののほうが断然、便利。片付けを通じてそう確信したという、めがねさん。
「重たいアルバムやフォトフレームを処分したときにも強く感じました。その中でたったひとつだけ、手元に残したものがあるんです」
それは、革製の写真立て。
「柔らかくて薄いレザーで、写真を保護するカバー部分はアクリル。とても軽くて、万が一床に落としても割れないし安全です。高齢になった義両親の暮らしに、ガラス製品など重くて危険なものは不要。50代の私たち夫婦にとっても、これからものをどう選んでいくかを考えるいい機会になったと思っています」
次に撮る家族写真は、このフレームに入れて飾る。めがねさんはそう決めています。
「ものはもう増やしません。暮らしに合わなくなったものは手放し、扱いやすさを第一に考えて必要なものだけを残します」