日用消耗品は、なにをどのくらいストックするか、家庭によりさまざまです。義実家の片づけや、義両親のプレ介護に取り組んでいるブロガーのやまだめがねさん(50代)は、義父の認知症をきっかけにあるものを買いたしたといいます。詳しくお話を伺いました。
すべての画像を見る(全5枚)80代の義両親。ゆっくりと認知症が進行中
築40年の団地に住むやまだめがねさんは、同じく50代の夫とふたり暮らし。行き来できる距離で暮らしている義両親の生活も、時折サポートしています。
「日常生活を送れないわけではありませんが、なにかと義父をフォローしなければならない場面が増えてきました。大事な郵便物をなくしたり、支払いを忘れたり、食べ忘れた食品が冷蔵庫の中に長い間入ったままになっていたり…。片付けられず、ゴミも放置されています。なんとかなるから、と義母はなかなか動いてくれようとしません」(やまだめがねさん、以下同)
義母が入院している間など、めがねさん夫婦が泊まり込むことも多くなっているそう。
「食事をつくって差し入れたり、日用品を買って持参したりもしています」
先手を打って、介護用品を購入しておくことに
ゆっくりと、でも確実に進む認知症。義父はトイレが間に合わないということも増えてきました。そこでめがねさんは、介護用品のストックを始めることにしました。
まず手に取ったのは、介護用のおむつです。
「今はまだ、絶対必要な状態ではありません。でも、いずれは必ず使うもの。今はどんどんものが値上がりしているし、急に必要になってあわててそろえるくらいなら、今から少しストックしておこうと思いました」
ストックは2、3パック。義実家の押し入れ、ほかの日用品ストックと一緒に収納しています。