パッドでなくパンツタイプにすれば、非常時にも役立つ
すべての画像を見る(全5枚)介護用おむつはおもにパンツタイプ、テープタイプ、パッドタイプと3種類。めがねさんがパンツタイプを選んだのには、理由があります。
「もっともコスパがいいのはパッドタイプ。でも、高齢者施設で以前働いていた経験から、パッドは義父が自分で外して隠してしまう可能性があると考えました。まずはパンツタイプで慣れてもらい、様子を見ながらきり替えるかどうするかを検討するつもりでいます」
さらにもうひとつ、理由が。
「パンツタイプなら、たとえば災害時にトイレに行けない状況になったとき私たちも使うことができます。おむつは男女共用で、義両親も私たち夫婦も同じサイズで対応可能。それを考慮すれば、今からストックしておく価値は十分ありそうです」
ものをもちすぎない暮らしは、「今使うもの」だけ持つのが基本。それでも、めがねさんのように「将来必ず使うことがわかっているもの」は、安心のためにもっておくのも選択のひとつ。
「安心を確保するためにも、これまでどおり不要なものは減らしつつ、必要なものの収納場所を確保することが大事。スペースがあれば、暮らしの変化にも対応しやすいです」