子どもの身の安全を守るには?
地震が起きると親は「〇〇、大丈夫か!」と2階にいる子どもの名前を呼んでしまいがちです。しかし、名前を呼ぶだけではかえって子どもを危険にさらすことになります。
名前を呼ばれた子どもは部屋から出て親のところへ行こうとします。子ども部屋が「安全区域」になっていれば逆効果ですし、階段を下りようとして転倒する危険もあります。
●具体的な指示を与える
子どもに呼びかけるときは「〇〇、揺れがおさまるまでクッションで頭を守れ」など、具体的な指示を与えるようにしてください。具体的な指示は安心感につながり、子どもがパニックになることを防ぐ効果もあります。
トイレや浴室の「閉じ込め」に要注意!
すべての画像を見る(全5枚)トイレや浴室を利用しているときに最も注意しなければならないのは、閉じ込められることです。ヒンジ(蝶番)がゆがんであけられなくなる危険性が大きいからです。揺れを感じたらすぐにドアをあけ、避難路を確保することが大切です。
リビングルーム・子ども部屋では、照明などの落下からクッションなどで頭を守り、家具の下敷きにならないよう低い姿勢で場所ごとの「安全区域」に移動しましょう。
●すぐにドアをあけ、逃げ道を確保しよう
トイレはすぐにドアをあけ、揺れがおさまるのを待ちます。
浴室は、ドアを開けたら風呂のフタや風呂桶で鏡の落下や破損から頭を守ります。浴室は滑りやすいのであわてて飛び出さず、揺れがおさまるのを待ちましょう。
●トイレに閉じ込められたら
ヒンジがゆがんでいない場合のトイレットペーパーの芯を使った脱出方法をご紹介します。
(1) トイレットペーパーの芯をつぶす
(2) つぶした芯をドアのすき間に入れる
(3) 押すとロックが解除され、ドアが開く
タイチョーさんの著書『大地震・津波・集中豪雨が起こったそのときに NG行動がわかる防災事典』(KADOKAWA刊)は現在発売中。地震・台風・豪雨が起こった際の対処法のほか、避難所生活をできるだけ快適にするノウハウなど、防災に役立つ情報がたくさん掲載されています。
