手間がかからず、日常的なお手入れも簡単
すべての画像を見る(全5枚)黒板クロスは、一般的な黒板のように黒板消しを使うのではなく、マイクロファイバータオルや濡れた布で水ぶきするだけで簡単にチョークを落とせます。
粉がまう心配もなく、黒板消しの掃除や専用クリーナーも必要ありません。手間がかからず、日常的なお手入れも簡単なのがうれしいポイントです。
●実際に黒板クロスを使ってみて感じたメリット
・子どもの友達が遊びに来たときに楽しんでくれる
・黒板に予定を書いておくことで、家族でスケジュールを共有しやすい
・園からのお便りや行事予定などを掲示しておける
・空間のアクセントになり、スタイリッシュな印象に
●黒板クロスを採用して気になった点
・チョークの粉が出るため、こまめな掃除が必要
・カウンターのすき間を埋めたコーキング部分にチョークの色が付着する
・チョークを完全にふき取っても、黒板が少し曇って見える
黒板クロスを検討する際の注意点
黒板クロスとマグネット下地を組み合わせて使う場合は、メーカー同士の相性に注意が必要です。わが家では、コストを抑えるためにマグネット下地のみを別メーカーの製品で施主支給する予定でした。
しかし、メーカーごとに接着剤の種類や施工方法が異なるため、そのまま施工すると剥がれや浮きの原因になる可能性があると、施工業者から指摘を受けたのです。
最終的には、黒板クロスとマグネット下地の両方を同じメーカーでそろえることで、問題なく施工することができました。黒板クロスを検討する際は、メーカーの組み合わせや施工方法を事前に確認することをおすすめします。
子どもの成長に合わせて、さまざまな使い方ができる黒板クロス。小さい頃には自由に落書きして遊びながら感性を育み、小学生になれば学習用の板書スペースとして活用できます。
さらに、子どもが成長して使わなくなったあとも、黒板クロスは空間のアクセントとしてそのまま残せますし、家族の予定を書き込んだり、大人がアートを楽しんだりと、さまざまな用途も。
もちろん、黒板クロスにはデメリットもありますが、それを上回るほどのメリットがあり、実際に取り入れてよかったと感じています。