手間がかからず、日常的なお手入れも簡単

マイクロファイバータオルで水ぶきした様子
マイクロファイバータオルで水ぶきした様子
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黒板クロスは、一般的な黒板のように黒板消しを使うのではなく、マイクロファイバータオルや濡れた布で水ぶきするだけで簡単にチョークを落とせます。

粉がまう心配もなく、黒板消しの掃除や専用クリーナーも必要ありません。手間がかからず、日常的なお手入れも簡単なのがうれしいポイントです。

●実際に黒板クロスを使ってみて感じたメリット

・子どもの友達が遊びに来たときに楽しんでくれる

・黒板に予定を書いておくことで、家族でスケジュールを共有しやすい

・園からのお便りや行事予定などを掲示しておける

・空間のアクセントになり、スタイリッシュな印象に

●黒板クロスを採用して気になった点

コーキングの汚れ部分
コーキングの汚れ部分

・チョークの粉が出るため、こまめな掃除が必要

・カウンターのすき間を埋めたコーキング部分にチョークの色が付着する

・チョークを完全にふき取っても、黒板が少し曇って見える

黒板クロスを検討する際の注意点

黒板クロスとマグネット下地を組み合わせて使う場合は、メーカー同士の相性に注意が必要です。わが家では、コストを抑えるためにマグネット下地のみを別メーカーの製品で施主支給する予定でした。

しかし、メーカーごとに接着剤の種類や施工方法が異なるため、そのまま施工すると剥がれや浮きの原因になる可能性があると、施工業者から指摘を受けたのです。

最終的には、黒板クロスとマグネット下地の両方を同じメーカーでそろえることで、問題なく施工することができました。黒板クロスを検討する際は、メーカーの組み合わせや施工方法を事前に確認することをおすすめします。

子どもの成長に合わせて、さまざまな使い方ができる黒板クロス。小さい頃には自由に落書きして遊びながら感性を育み、小学生になれば学習用の板書スペースとして活用できます。

さらに、子どもが成長して使わなくなったあとも、黒板クロスは空間のアクセントとしてそのまま残せますし、家族の予定を書き込んだり、大人がアートを楽しんだりと、さまざまな用途も。

もちろん、黒板クロスにはデメリットもありますが、それを上回るほどのメリットがあり、実際に取り入れてよかったと感じています。