なるべくものを増やさず、暑さ対策をするアイデアを紹介します。夫の転勤による5回の引っ越しで、すっきり暮らしにシフト。インスタグラムで「ものが少なく心地よい生活」について発信し、防災士の資格をもつかなさん(40代)のケースです。ここでは、かなさんが実践する暑さ対策について語ります。

クーラーバッグ
防災にも役立つ暑さ対策アイデアをご紹介
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1:クーラーバッグは保冷剤とセット使い

長野県在住なので、県外の方からは「長野の夏は涼しそう」と言われますが、今年は37℃を超える日が続き、連日猛暑の毎日です。そんななか、少しでも涼しく過ごせるようにいくつか工夫をしています。

保冷剤

わが家で重宝しているのが、昨年カインズホームで購入した大きめのクーラーバッグ。軽くて畳めるので保管するときも邪魔になりません。

また、使用するときは保冷剤とセットで使います。保冷剤を敷きつめておくと半日はひんやり冷たいままで維持できるので、買い出しの際や、アウトドアでお出かけするときにも欠かせません。

保冷剤は100円ショップで購入したものか、冷凍品を買う際にもらったものを活用しています。水滴を防ぎたいので、結露するものはキッチンペーパーで包んでビニール袋に入れて使っています。

2:保冷剤代わりになる冷凍ペットボトル

ペットボトル

保冷剤と合わせて冷凍庫に常備しているのが凍らせたペットボトルです。出かけるときにクーラーバッグに入れていけば保冷剤代わりにもなり、溶けたらそのままおいしく飲めます。

また、もし万が一災害などで停電になった際にも、ペットボトル飲料を凍らせておくと、それだけで冷凍庫の温度を一定期間維持できるので、冷凍品が溶けるのを遅らせることが可能。わが家では常時5本ほど凍らせています。

3:外出時はハンディファンor冷凍タオルを携帯

電動ファン

外に出て少し歩くだけでも汗が噴き出るような蒸し暑さのときに活躍しているのが電動のハンディファンです。スイッチを押すだけでほんのり冷たい風を感じられるのが快適で、この夏は基本バッグに入れて持ち歩いています。

また、同じく外出時にバッグに入れておくのが、冷凍タオルです。地元のお祭りで外を練り歩くときにも大活躍。首に巻いたり体をふいたりして、暑さ対策をしています。

ものが少ない生活をするなかで実践している暑さ対策アイデアが、参考になればうれしいです。