子どもが夏休みになると大変なのが、お昼ごはんの準備。チャーハンやパスタなどを駆使しても、夕食の献立まで考えるとレパートリーが尽きてしまうことも。ESSEonlineライターで、中学1年生の娘をもつ高梨リンカさんは、「夏休みの昼食にはカルディのチキンライスの素がとても便利!」と教えてくれました。テレビでも紹介された「海南チキンライスの素」の気になる味やつくり方、活用法などをレポートしてくれました。
すべての画像を見る(全10枚)海南チキンライスはクセがなく子どもも食べやすい!
海南チキンライスは「海南鶏飯(ハイナンチーハン)」「シンガポールチキンライス」とも呼ばれる料理で、シンガポールを中心とした東南アジアで食べられています。
日本でチキンライスと言うとケチャップで炒めた洋食のイメージが強いですが、海南チキンライスはゆでた鶏肉とそのゆで汁で調理した米とを合わせた料理です。
食べるときはショウガソースやチリソースをかけますが、そのままだと鶏肉のうま味を吸った鶏肉ご飯なのでクセはありません。
エスニック料理ではありますが、子どもでもおいしく食べられます。
夏は2袋常備!準備がラク&簡単な調理法が魅力
カルディで売っている「海南チキンライスの素」には、炊き込みダレと2種のかけダレが入っています。自分で用意するものは「米2合・水・鶏モモ肉1枚」だけです。家にお米はあるけれどおかずはないというとき、鶏モモ肉さえあれば昼食のメニューが成立! 準備の手軽さがうれしいですよね。
「海南チキンライスの素」の賞味期限は半年程度と長めで保存がききます。わが家では常に1袋、夏休みのように娘との昼食が続くときは2袋常備しています。
用意する材料が少ないだけでなく、つくり方が簡単なのも魅力的。米2合を研いで炊飯器にセットし、炊き込みダレと鶏モモ肉を入れて炊くだけ。包丁も計量カップも使いません。
鶏モモ肉は切らずにそのまま1枚を入れるため、包丁やまな板といった洗い物が出ないのもありがたいですね。
ソースでアレンジ自由自在!やわらかい鶏肉とうま味を吸ったご飯が最高
炊けたらもう完成です! お皿に盛って2種類のタレをかけて食べます。
黒いかけダレは甘辛いしょうゆベースのタレで、こっくりとした甘じょっぱさが鶏肉のうま味を引き立てます。
娘はこのかけダレが好きで、あまりに気に入ってしまったため、黒いかけダレ単体の商品をカルディで購入するまでになりました。しょうゆベースなので白いご飯にかけてもおいしいんですよね。
赤いかけダレはショウガの効いたシンガポールチリソースです。トマトペーストにニンニクや魚醤も入っているため、エスニックのテイストを強く感じるかもしれません。
私はエスニックが好きなので気に入っていますが、娘はあまり好まないようです。
鶏肉のうま味を吸ったご飯は、かけダレがなくともおいしく食べられます。かけダレは使わず塩コショウで食べるのもアリだと思います。
さらに、炊き込んだおかげで鶏肉はやわらかく、包丁で切ろうとすると崩れてしまうくらいです。
やわらかい鶏肉とうま味を吸ったご飯、このシンプルな組み合わせが子ども心をつかんだようで、わが家では娘と2人でお昼を食べるときの定番のメニューになっています。