「無理のない計画」で集中力も達成感もアップ
すべての画像を見る(全2枚)以前は、仕事をするときも、「なんとなく始めて、なんとなく終わる」というスタイルでした。しかし、あるときから「明日やることを寝る前に決めて、達成したら、あとはなにもしない」習慣を始めました。
なんとなく終わる、というのはゴールを決めずに寝る時間まで作業するというやり方です。つまり、ゴールのないレースのような働き方でした。
そうすると「やった!できた!」という達成感や成功体験を得にくいので、自己肯定感が高まらず…。だから「忙しい」と愚痴のようなことを言ってしまうのです。
だったら、無理のない計画を立てて実行する。早く終わっても追加で作業をしない。会社員であれば、毎日定時退社する。
たったこれだけのことで、不思議と朝がスムーズになるんです。やることが見えていると、迷いがなくなって集中力も上がるので、作業効率がアップします。さらに、達成感を感じるので、仕事そのものが充実します。
時間がたりないと思っていたときほど、じつは「自分にとって大切でないこと」に多くの時間を使っていました。
・毎日スーパーで買い物
・なんとなく開くSNS
・シャツのアイロンがけ
・なにがなんでも手づくり料理
・気の乗らないつき合い
思いきってそれらを見直してみたら、時間がぽっかりあきました。その余白があると、心に余裕が生まれ、アイデアもわくし、行動も自然に起きます。
「~すべき」「こうあるべき」を手放して、本当にやりたいことだけやっていたら、「忙しい」が「生きがい」に変わっていきました。
まずは「忙しい」と口にしないことから
もし、やりたいことがあるのなら、まずは「手放すこと」から始めて、自分の時間をつくることが大切です。そうすると、「忙しいからできない」という言い訳をなくせます。つまり、やるしかなくなるのです。
・「忙しい」と言わないようにする
・計画性をもち、計画以上のことはしない
・余計なものを手放す
たったこの3つをやるだけで、「忙しさ」からは解放され、けれど前進している感覚になり、心も時間もずいぶんと軽くなりました。
もし、今あなたが「忙しい」「時間がない」と感じているなら、まずは「忙しい」と口にするのを、今日1日だけやめてみてください。それだけでも、ちょっとした心の余裕が生まれるかもしれません。