採用してよかった手元スイッチつきシャワー

シャワー
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さて、脱衣室の仕様と同じタイミングで検討したのが、システムバスです。ショールームに行って実物を見たうえで、バスタブや壁パネル、オプションなどを決めていきました。その際、私が重視したのは、鏡やカウンターなどのオプションをできるだけ省き、壁の凹凸をなくすことでした。

今どきのシステムバスにはさまざまな機能、オプションが用意されていて、一見、どれもこれもよさそうに見えるのですが…。でもよくよく考えてみれば、入浴中に鏡を見ることは意外とありませんよね。むしろ水アカがついて、清掃の手間が発生するかもしれないと考えました。

また窓を設置したら夏は暑いし、冬は冷気が入ってきやすくなります。カウンターを設置したら、壁のパネルが掃除しにくくなります。オプションにはメリットと同時にそういったデメリットもあると考えました。

ただ唯一、追加料金を払って採用したオプションは、手元のシャワーヘッドのスイッチです。

子どもと一緒に入浴するときなどは、片手でシャワーを操作できるので、頭や体を洗ってあげるのがずいぶんとラクになりました。

ホームセンターなどで安く売っている手元スイッチつきのシャワーヘッドに交換することも考えましたが、ショールームスタッフに聞くと「手元スイッチで急にお湯を出したり止めたりすると、普通のシャワー用のホースでは負担が大きい」とのこと。それなら、最初から専用のシャワーを採用した方が長もちするだろうと判断しました。

節水バスタブは意外と使いにくかった…

節水バスタブ
節水バスタブ

浴室選びで後悔しているのが、節水バスタブです。これは、バスタブの底が一部盛り上がっており、使うお湯の量を減らせる、というもの。かつその盛り上がった部分がイスにもなる、という一石二鳥が気に入って採用しました。

子どもと入浴するとバチャバチャとお湯をかけあって遊んだりすることがあるので、水道代が減るならいいなあと思ったのですが…。バスタブの底に突起があると足が伸ばせません。子どもと一緒にお湯につかると、正直、狭い…。

イスとしての機能は、バスチェアを買えばいいだけなので、ここは水道代が少し多めにかかってでも通常のバスタブにするべきだったと思っています。

ショールームに行ったら、なるべく実際にバスルームの床を歩いてみたり、バスタブに体を収めてみたりすることをおすすめします。裸になって使う場所ですから、サイズ感や質感など、個人的な感覚を大切にした方が納得して選べると思います。