楽しい時間はあっという間…
そろそろ帰ろうか、名残惜しい気持ちで景観を見納める。
すると、足元でピンクの貝殻を見つけた。拾い上げて母にも見せると、「犬のサラミかと思った」と言うので、持ち帰って並べてみたわ。
帰り道、車内で安住紳一郎の日曜天国を流しながら、犬はぐっすり寝ている。時折、私の足に頭をのせたり、身体をくっつけてきたりした。
あたりがなじみのある景色になってきて、家まであともうすこしのところで、母がパーキングエリアに入っていった。「トイレ？」と聞くと、「ソフトクリーム食べる」と言った。「私はいちごで」と返した。
