ダイエットをする際に間食は厳禁と思っていませんか? ダイエットカウンセラーで食生活アドバイザーの資格をもつおにゃさんによると、適切な間食を取り入れることで、健康的に体を変えることができるそうです。今回は、7.4kg(60.7kg→53.3kg)の減量に成功したMさん(47歳)の実例をもとに、間食する際のポイントを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全3枚)40代・甘いものをやめずに減量に成功
やせたいけれど甘いものをやめられない。かといって、おいしくないダイエットレシピは続けられず、60kgから体重がなかなか減らないことに、「どうしたらいいの?」と頭を悩ませていたMさん(47歳)。
気分転換やごほうびのために、つい甘いものを手に取りがちですよね。しかし、幸せに感じるのは一瞬…。糖質を多くとりすぎると血糖値が急上昇したあとに急降下し、体がダルくなったり、眠気を感じるなど、逆に体に負担がかかってしまいます。
そこで間食で食べるアイテムが大切です。おにゃ式ダイエットでは、以下9つのアイテムをおすすめしています。
●間食におすすめの9つ
(1) 高カカオチョコレート
(2) 素焼きナッツ
(3) 焼きのり
(4) 野菜スティック
(5) あたりめ
(6) チーズ
(7) 無調整豆乳
(8) 無糖ヨーグルト
(9) ゆで卵
私自身もストレス発散でコンビニのスイーツや菓子パンをたくさん食べて10kg以上太ってしまったこともあります。ですが、甘いおやつをやめてこの間食食材を食べるようにしたところ、10kg以上の減量に成功しました。
最初は、「甘いものを食べることだけが幸せ」くらいに思っていたので、まったくやめられる気がしませんでしたが、今では甘いおやつは家族や友人と外食する際や特別な日にいただくようになりました。
●7.4kgの減量に成功したMさんが食べていたもの
なかでも、Mさんがよく食べていたものは「高カカオチョコ」で、1日に5~6個食べていたそうです。ほかには、ナッツ類やチーズ、ゆで卵、豆乳(豆乳カフェオレとか)。
この9つ以外だと、鶏胸肉をレンジで加熱して塩と酢で味つけをする「酢鶏」や、レンジでチンしたブロッコリーやニンジンを間食に食べていました。
これらの食材は栄養が豊富で、かつ低糖質のものがほとんどです。おやつといえば、和菓子やクッキーなどの「甘いもの」を想像しがち。しかし、間食=甘いおやつととらえずに「補食」と考えていくことがポイントです。